日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
代表者:古川鉄美
収録時間:27分
日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
渋川流柔術は渋川伴五郎代喬により創始された総合武術である。
渋川伴五郎は初め紀州の関口八郎左衛門氏業の門に入り、多年関口流の修業を積み、そのかいあって極意皆伝を許され、一流を興し渋川流と名号した。
その後江戸に道場を開き、多くの門人に柔術を教え、諸大名の中にも教えを請うものあり、その声望が高かったと伝えられている。
渋川伴五郎について修業を重ねた森島求馬勝豊は、許しを得て芸州広島藩にこれを伝え、数多くの家臣に柔術を教えた。
翌年、大山善太郎正勝は明治に至り廃藩置県令が実施されるや、大阪に出て柴島の地(現大阪市東淀川区柴島)に誠心館道場を開き、大阪の地に渋川流柔術の芽を植えた。
流儀の特徴として、技術と力には際限があるが、気力胆力には際限がない。
この気力胆力を練り、身に負けないよう勢法により己の手、足を意のままに動かし、獲物を持てば手足の延長になるように修練し、且つ高人格を目指して修業する。
収録内容
〇第一巻 半伝
表形(朝日構、柄討、手詰)
表棒(三徳構、開構、両羽落)
〇第二巻 初伝
薙刀(三徳燕、刀拂、面頭頂)
太刀(山彦剣、不可思議剣、勝稔剣)
〇第三巻 付目録
泡襷取(山越、振頭越、入渡、錦返、裾巻)
裏居取(受握、蹴投、右手巻)
〇第四巻 目録
裏棒(上段打、沈身流、飛替)
裏投(手髪取、拾当、羽伏)
鎖鎌(真受巻、進絡、首掛、目潰、鎌巻)
〇第五巻 本目録
小太刀(鷺請、脊流、差込)
十手(気合溜、頭上返、茂葉)
〇第六巻 奥儀
詰事(畳抜、二本抜、井筒抜)
●古武道シリーズとは
日本の伝統武術である古武道は日本人が育んできた文化の結晶である。このビデオシリーズは本来、貴重な文化遺産である古武道の技術を保存するための資料として撮影された日本武道館監修、日本古武道協会後援の作品である。日本国内に現存する古武道の主な流派を収録。撮影された内容の中には現在ではその姿を見ることの出来ない先代、先々代の宗家が演武された貴重な映像も含まれている。内容の中心は個々の流派の代表的な型とその流派独自の技の数々。古武道研究者のみならずマニア垂涎の全80タイトルを紹介する。
●制作・著作:財団法人 日本武道館
●発売元:(株)エルコム
●販売:(株)BABジャパン