高岡英夫の極意要談2
著者:高岡英夫
判型:B6判
頁数:240頁
“極意” 再び!!
各界の名人・達人の身体意識の構造を解き明かす衝撃の対談集、第2弾!
極意が“極まった意識”であるならば、極まる次元があるはずである。
意識の呪縛を越える究極の発見、ディレクト・システムの時代が始まる。
普遍、超越、意識、構造、極意…すべてのキーワードが結び付く驚愕の書き下ろし&ヒクソン・グレイシーの身体構造に迫る特別編も掲載!
CONTENTS
第一章 極意化の時代
第二章 梅津貴昶 深まることなくして高まることなし
第三章 宮崎正裕 合理性の果て自由なる身体操作
第四章 古澤巌 身体解放の鍵となる意識の探求
第五章 三瓶啓二 徹底した「術」追求の果てにある境地
第六章 白石宏 真摯なるメカニズムの探求
第七章 宮田和宏 剣聖の本質的身体運動を解析する
第八章 特別編 達人を生む身体意識
終 章 再び、極意とは何か
著者 ◎ 高岡英夫(たかおか ひでお)
運動科学研究所所長。東京大学卒、同大学院教育学研究科修了。東京外国語大学講師等を歴任。幼少時より武道・気功・ヨガの鍛錬に明け暮れ、達人の域に至る。その過程での発見を学問的に体系化した「運動科学」を創始し、人類で初めて天才・名人・達人の本質的構造=“極意”の学問的解明に成功。スポーツ・武道各分野、ピアノ・声楽・ヴァイオリン、舞踊、教育、医療、ビジネス、料理から科学的研究まで、あらゆる分野に応用領域を広げ、大きな成果を上げている。
現在、人間の出生、人類の進化、病気や言語の本質的構造といった人類史上のブラックボックスの解明に精力的に取り組む傍ら、陸川章、池田和子、金子裕之、朝原宣治といったトップレベルのスポーツ選手、音楽家、職人、科学者、医者、経営者、ビジネスマン等の指導に多忙な毎日を送っている。夢は「運動科学の普及により、全人類が達人・名人・天才のレベルに到達できる道を切り拓くこと」と語る。夢の実現のためにセミナー「運動科学総合講座」、ワークショップ「“極意”を考える」「総合呼吸法」を毎月開催し、研究成果の発表と指導を行っている。
著書に「高岡英夫の極意要談」(BABジャパン)、「意識のかたち」(講談社)、「天才の証明」「鍛錬の理論」「光と闇─現代武道の言語・記号論序説」「スポーツと記号」「ハラをなくした日本人」(以上恵雅堂出版)など多数。