「瞑想」「悟り」「解説」を完全網羅
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著者:成瀬雅春
判型:四六判
頁数:315頁
瞑想すれば何でもできる
精神世界という宇宙へつながる扉が開く
「精神世界」といったところで漠然としすぎている。
本質的には「自分の精神性を高める世界」であるはずだ。
ファッション的な精神世界から一歩踏み込むためには瞑想法が必要だ。
ところが「瞑想法」というのも漠然としすぎている。
瞑想にも上達度合いがあるはずだ。
はっきりとした判断基準のある、クリヤーな瞑想法が必要だ。
そう述べる成瀬師が修行の末に到達したのは、系観瞑想法というオリジナル技法だった。
日本ヨーガ界の第一人者・成瀬雅春が、その瞑想テクニックを存分に語る。
奇才・角川春樹氏との特別対談も収録!
CONTENTS
瞑◎捜◎編
第一章 ◎ 瞑想とは何か
瞑想は「存在の源」へ至る/人生の中での瞑想/
瞑想は解脱への道標/瞑想の効用/
瞑想の起源を探る/なぜ瞑想をおこなうのか/
瞑想は純粋状態へと向かう
第二章 ◎ サマーディへの階梯
瞑想は身体を使う/瞑想と坐法/
ヨーガの八階梯/プラティヤーハーラ(制感)/
ダーラナー(集中)/瞑想のための集中/
デイヤーナ(瞑想)/サマーディ(三昧)
第三章 ◎ 瞑捜の実践法
瞑目して捜す/チベット密教の倍音声明とは/
成瀬流倍音声明/国内での倍音声明/
1 大谷石採掘場跡/2 芝・増上寺/3 田谷の洞窟
第四章 ◎ 制感の実践法
目を閉じる/音を聴く/閉眼法/
スーリヤ・ディヤーナの予備練習/
閉眼で目の前を変化させる/
実践上のアドヴァイス
瞑◎想◎編
第一章 ◎ 集中の実践法
瞑想へのステップ/呼気数息法/
眉間集中法/移動集中法/
集中チャクラ移動法/移動集中観察法/
集中状態の再確認/立体集中法
第二章 ◎ 意識の拡大法
意識拡大へのステップ/呼吸伸展法/
呼吸伸展法の実践テクニック/プラーナ摂取法/
意識拡大法/意識拡大法の実践テクニック/
第三章 ◎ 観想の実践法
観想とは/ラーマクリシュナの生い立ち/
会話観想法/室内観想法/夢見観想法
第四章 ◎ 瞑想の実践法
雑念利用法/想念観察法/
観察についての考察/想念の観察から瞑想へ/
呼吸のコントロールから瞑想へ/
音と融和する瞑想法
究◎極◎編
第一章 ◎ 聖地への道程
「果て」に向けて/聖地の輝きと瞑想体験/
幽体離脱とは/意識体の観察/視覚分離体験/
意識体分離のいろいろ/意識体を探る/
ガンゴーットリーへ
第二章 ◎ 聖地ゴームクと聖者
トレッキングを開始/聖地ゴームクに到着/
ゴームクでの瞑想/ゴームクでの沐浴/
ゴームクの修行者/オーム石を見つける/
サードゥーとは/ガンゴーットリーの隠れた聖者/
インドの聖者について/偉大な聖者と過ごす
第三章 ◎ 瞑想法の極意
教祖には裏切られる/瞑想を深めるには/
スーリヤ・ディヤーナに向けての練習/
光環移動法/光環注視法/開眼での光環注視法/
開眼と閉眼の境界を探る/透明模様確認法
第四章 ◎ 究極の瞑想
「知識」を捨てる/太陽瞑想法(スーリヤ・ディヤーナ)/
太陽凝視基本行法/有想三昧成功法/
悟りの第一段階と第二段階/
悟りの第三段階と第四段階/
悟りの最終段階/サマーディを超える
系◎観◎瞑◎想◎編
第一章 ◎ 数々の瞑想技法
瞑想のステップ/臨済禅/曹洞禅/
真言宗の阿字観/チベット仏教/バクティ・ヨーガ/
神道/スーフィー/問題点を探る
第二章 ◎ 系観瞑想とは
我識瞑想/系識瞑想/系越瞑想/系観瞑想
第三章 ◎ 系観瞑想の内容
4つの瞑想法(瞑想の対象を定める)/
第一系観瞑想/第二系観瞑想/第三系観瞑想/
第四系観瞑想/直線テクニック/視野テクニック/
全方向テクニック
第四章 ◎ 系観瞑想行法
我識瞑想行法/系観瞑想行法/
何をやるのか明確にする/ジーヴァン・ムクタ/
解脱への最後のカギ
特別対談 成瀬雅春×角川春樹
著者 ◎ 成瀬雅春(なるせ まさはる)
日本ハタヨーガの第一人者。ヨーガに新しい要素を取り入れ絶大な支持を得る。幼い頃から身体を動かす「遊び」に興味を持ち、現在ハタヨーガを中心に独自の修行を続けている。1983年には「空中浮揚術」、1988年には「空中大浮揚」としてメディアに写真が掲載された。2001年には全インド密教協会からヨーギーラージの称号を授与される。現在インドと日本を中心にヨーガの修行、講演をしている。