書籍 一点全集中!手裏剣術で開眼

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“何とかできる”心と体の作り方
和伝流手裏剣道秘伝

著者:木崎克彦
判型:A5判
頁数:216頁


手裏剣で“予知能力”が養われる!?

手裏剣術には、他の武術とは一味違った理法があります。掌に隠れるほどのちっぽけな武器しかない“最悪の状況”が手裏剣術の大前提。そこから“何とかしてしまう”手裏剣術の発想・術理には、あらゆる武術が心得ねばならない、あるいはスポーツの高度な戦いにおいても物 を言う、奇跡の大逆転メソッドが秘められています。最短、最小、最弱の武器、手裏剣が最強になる! 人間の眠った能力を開眼させる、手裏剣術修練の秘密とは?


CONTENTS

●第1章 手裏剣術の特性
 1 投てき武器の威力と宿命
 2 剣術の佐助兵器ではない、手裏剣の用い方
 3 心は剣、型は弓
 4 手裏剣術とは何か
 5 精神と手裏剣
 6 初撃の大事
 7 的を外れた手裏剣の捉え方
 8 残心
 9 体術との併用が必要な理由
 10 鶴田先生が創流の過程で出会った二人の達人
 11 和伝流手裏剣道併伝、山井流柔術拳法
 12 武器術が目指す両端に進化した武器

●第2章 手裏剣術の身体の使い方
 1 すべてをできるようにしてくれる〝たった一つの型〟
 2 “未完”の型
 3 卍巴の型 詳解
 4 発力法
 5 無拍子
 6 和伝流が目指す最終段階

●第3章 打剣術・掌剣術
 1 剣術は戦場にあって実戦的だったのか?
 2 なぜ手裏剣はマイナーな武術とされるのか?
 3 武術として間合いを考えなくてよいのか?
 4 手裏剣は「打剣術」であって「刺剣術」ではない!
 ○打剣術
 ○掌剣術

●第4章 手裏剣以外の武器術
 1 どんな得物も使えねばならないという前提
 2 杖術
 3 短棒術
 4 紐つき武器
 5 そばにある“何か”

●第5章 体術(山井流柔術拳法)
 1 併伝武術 山井流柔術拳法
 2 打剣で学んだ事をどう活かすか
 3 やはり「卍巴の型」
 4 “下から”という奇手
 5 卍巴の型から導かれる防御術
 6 卍巴の型から導かれる攻撃術
 7 連絡技への展開
 8 体術としての掌剣術技法
 9 体術・手裏剣術の融合と“戦術”

●第6章 手裏剣術の精神「どんな状況でも何とかする」
 1 手裏剣は“可能性”の武器
 2 “本番に強い”自分を作る
 3 発想力・機転力……
 4 よくやってくる“いざという時”の話
 5 巨大な試練


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著者 木崎克彦 (きざき かつひこ)
1960年 東京都西多摩郡生まれ
日本大学文理学部卒業
和伝流手裏剣道第二代宗家 山井流柔術拳法第三代宗家

明治期の警察官を曽祖父に、陸軍将校を大叔父にもつ「武」の家に生まれ、幼いころから祖父、父より武術の手ほどきを受ける。
10歳から遠山(親泊)寛賢を祖とする泊親会において、空手を修行する。選手として活躍する一方で、公認指導員資格を取得し、後進の指導にあたり、東京都民大会等で、西多摩郡チームの監督を務める。また、30歳から、西多摩郡空手道連盟の理事長を10年余務めた。
この間、柔道,中国武術など他の武道も併せて修行するが、年を重ねるうちに、加齢とともに威力の衰える現代武道に疑問を持ち、古いスタイルの武術を訪ね研究する。
その過程で、八光流柔術と出会い、初代奥山龍峰宗家の高弟、山崎見峰皆伝師範に入門する。その後本部において,第2代奥山龍峰宗家の指導を受け、師範、皆伝、三大基柱、及び同流に伝わる整体術、皇法指圧指導講師を允許される。
縁あって、客分として迎えられた、和伝流手裏剣道、山井流柔術拳法において、鶴田勲宗家の技術や理論に心酔し、修行を重ね、平成24年に免許皆伝を受け、次期宗家に指名される。
平成28年、自身の道場である「山井館」を開設し、指導にあたっている。
南ドイツのメミンゲン市、イギリスのマンチェスターに支部がある。

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