カラダの“中”の使い方
著者:守屋達一郎
判型:A5判
頁数:184頁
使える!“弓の極意”
あなたに必要な“極意”は、ここにあります!
「表面の筋力を使わずに“中”を使って力を起こす方法」、「止まっていても、いつでもどの方向へも動ける身体」、「全身くまなく意識を届かせる、“体内アンテナ”」常識練習ではなかなか届かない、こんな身体操法こそが欲しかった!
野球、サッカー、テニス、卓球、自転車…、剣道、柔道、空手、レスリング、ボクシング…、あらゆる運動能力をランク・アップさせる、あなたに必要な“極意”は、ここにあります!
CONTENTS
●序章 弓道と究極の武術身法
1.すべての武術が求めるもの
2.〝射法八節〟と〝四要訣〟
●第一章 〝居着き〟からの脱却
1.止まっているところはない
2.縦線は一本ではない
3.重力を感じるように「地球に寄りかかる」
4.「中庸」という事
5.丹田踏みと蓮華の位
6.〝居着かない〟ための修練方法
7.〝自然にそうなる〟の大事さ
8.〝自然にそうなる〟を作る修練方法
9.本当に自分は〝居着いていない〟のか?
10.物見は「見る」のではなく「観る」
●第二章 〝無駄を抜く〟という難題
1.手の〝居着き〟
2.体のラインと道具のラインを一致させる
3.〝立つ〟事による流れで〝持つ〟
4.胸は張らずに落とす
5.「腕ヲモッテセズ」:全体を活かしながら構える
6.手の内・取懸けは〝中指ライン〟を利かせる
7.刀の手の内
8.〝中〟を使う
9.〝重さ〟を消す法
10.引き絞るとは? ~半捻半弱の考察~
11.〝抜く〟事によって動く
12.〝抜く〟方が強い!?
●第三章 〝体内アンテナ〟を養う
1.〝必要最小限〟を知る能力
2.道具が動きたいように動かす
3.正中線鍛錬法
4.正中線の理論的背景
5.〝軸〟の働き
6.〝構え〟の外形と内実
7.真に使える動きを作る
8.時々行なうと良い事
9.馴れるな危険!
●結章 丸を付ける勇気 〝真の上達〟のために
1.〝偽陽性〟を見逃すな!
2.〝ヒント〟の在りか
3.〝型〟と〝基本〟の落とし穴
4.動作の〝多様性〟
5.〝吐瀉物〟が教えてくれた事
6.〝いきなり〟をすべき時
7.〝丹田開発〟の本気度
8.無意識な〝詭弁〟
9.〝自在性〟を目指して
10.〝正論〟と真の謙虚
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守屋 達一郎(もりや たついちろう)
1981年生まれ、埼玉県出身。精神科医師(精神保健指定医、日本精神神経学会認定専門医、日本スポーツ精神医学会認定メンタルヘルス運動指導士、日本医師会認定健康スポーツ医)。中学時代は剣道部に所属。15歳から弓道を始め、東京慈恵会医科大学弓道部を経て、現在は同部コーチ。大学時代に有志と武道研究グループ『啓進会』を発足し、現主宰。日々診療のかたわら、多彩な感覚を駆使し既存の方法にとらわれない手法にて、居着かない真の弓術を目指している。
啓進会(けいしんかい)
東京慈恵会医科大学弓道部OBの有志を中心とした、医療従事者による武道研究グループ。新旧の武道・芸道などの検証を基礎に、潜在する「感覚」を練磨し、主体的に心身の機能性・柔軟性を向上させていくことがテーマ。独自の鍛錬方法を通して多角的に弓術を再考・実践し、活きた真の術を追求している。平成17年発足。
主宰:守屋達一郎 顧問:高橋景樹 参与:増田隆洋