武田流中村派・居合道
実戦古流が示す武の本質
指導・監修:祖父江利久
収録時間:64分
「対面型抜刀試合」から導き出された真の理合!
伝統を失わない<武術性>!
試合形式を取り入れた<実戦性>!
それら両輪を可能にした<合理性>!
不可能と言われた“試合化”を具現化させた奇跡の体系!!
<秘之打>と呼ばれる手刀打を攻撃技とし、そこから「投げ」「決め」への展開する体術試合としての「綜合乱取試合」と、中村派独自の試合体系の双璧「組抜刀試合」。
互いに向き合い抜刀術を競い合う実戦さながらの設定で試合う驚異の技法公開!
形稽古だけでは決して学ぶ事のできない戦いの機微を修練し続ける古武道を試合化させた嚆矢、中村派に学ぶ!
収録内容
◎居合道抜刀試合
□抜刀模範試合#1
□抜刀模範試合#2
□第41回全日本居合道選手権大会 抜刀試合三位決定戦
□同決勝戦
◎切付の要諦
□正面切付/上段受流
□右面切付/上段抜打受
□胴切付/中段抜打受
□甲手切付/左入身抜刀
◎抜刀試合形
<先手先行形>
□胴切付・交わし右面切(決)/中段抜打受・正面切
□正面切付・右抜胴切(決)/上段受流・左袈裟切
□右面切付・左抜胴切(決)/上段抜打受・右袈裟切
□甲手切付・中段突(決)/引足抜刀・上段突
<後手先行形>
□胴切付・正面切/中段抜打受・交わし右面切(決)
□正面切付・上段突/上段受流・交わし左面切(決)
□右面切付・左袈裟切/体落抜刀・右抜胴切(決)
□甲手切付・上段突/左入身抜刀・左抜胴切(決)
<抜刀形>
□胴切付(相討)・上段突/胴切付(相討)・右抜胴切(決)
<納刀形>
□甲手切付(相討)・上段突/胴切付(相討)・中段突(決)
◎規定形
<規定形>
□揃い抜刀
<古流形>
□正体 □正中体 □中本体連続
□歩行三段切 □疾風切
◎杖道
<捕杖乱取試合>
□捕杖乱取模範試合
□第41回全日本居合道選手権大会 捕杖乱取試合三位決定戦
□同決勝戦
<基本杖投>
□引落 □押返 □釣返倒
□釣落 □釣返投
<捕杖乱取技>
□正面打ち後腰折 □上段突き前腰折 □中段蹴りすくい投
□片手取り決倒 □互取り決倒 □胸取り決倒
□袖取り決倒 □互取り抑決 □袖取り抑決
<竹杖乱取試合>
□竹杖乱取模範試合
<杖打ち>
□基本打ち
(正面打/上段一文字受・横面打/上段打返受・胴打/
中段天地受・甲手打/引きかわし・上段突/上段打払受・
中段突/中段打払受)
□連続打ち □受け返し打ち
<竹杖乱取技>
□後刈 □内刈 □腰車
武田流中村派
武田流合氣之術の流れを現在に受け継ぐ流派。第43世宗家の大庭一翁の時代に“合氣之術”とも“武田流合氣”と称し、世に知られる事となった。大庭一翁に師事した中村久(中村派宗家)は「秘之打」と呼ばれる手刀打ちと合気柔術の投げ技を取り入れ、不可能と言われた試合の体系化を実現。その他にも柔拳法、居合道、杖術、剣術など、多くの武術体系を試合化。国内外の普及につとめる。
監修 ◎ 中村久(中村派宗家)
指導・監修 ◎ 祖父江利久(日本綜武道連合会会長/皆伝師範)、中村修士(奥伝師範)
試合解説 ◎ 小野泰正(上伝師範)