日本武術の源流
第1巻 基本編
指導・監修:椎木宗道
収録時間:61分
500年の歴史を持つ精妙な技と理合──。
天真正伝香取神刀流を学ぶ!
下総の国香取に伝承され日本武術の源流と言われる「天真正伝香取神刀流」。
飯篠長威斎家直を流祖とし多くの著名剣術家を輩出したことでも知られるこの総合武術を二巻に渡り丁寧に紹介していく。
日本武術源流の心技を学ぶことが出来る貴重な映像資料となっている。
※天真正伝香取神刀(道)流とは?
飯篠長威斎家直を流祖とし下総の国香取の地に伝承された総合武術。剣術、居合術、柔術、棒術、槍術、薙刀術をはじめ、両刀、小太刀、手裏剣に至る膨大な修業法が残されている。
収録内容
●居合
○礼式/血振るいの法
○表居合
抜附・草薙・抜打・右剣・左剣・八方剣
○五行(立居合)
行合千鳥・前後千鳥・行合右千鳥・行合逆抜刀・抜打
○極意
雲切ノ剣・半月ノ剣・無一ノ剣・無二ノ剣・青眼ノ太刀・一心刀
●剣術
○構え
正眼(中段)・下段・上段・引(陰)・心・逆下段・斜(車)・
霞・大霞・小霞・逆霞(手裏霞)・鳥居・逆陰
○表ノ太刀
五津ノ太刀・七津ノ太刀・神集(霞)ノ太刀・
八神(八箇)ノ太刀・重い木刀での稽古・五津ノ太刀/変化
●棒術
○素振り
横面・真向・蔭付・棒慣れ
○表ノ棒
迫合ノ棒・脛挫ノ棒・左右ノ棒・笠はずしノ棒・
刎釣瓶ノ棒・立浪ノ棒
○中段ノ棒(五行ノ棒)
正眼ノ棒・神集掛り(霞掛り)ノ棒・電光ノ棒・陰付ノ棒・
引杖ノ棒・突杖ノ棒
●素振り鍛錬法
○素振りの基本
上段・陰(引)・横面・一重身の法
○片手の法
返し・横面・上段
○自由に振る
●刃物に対する護身法
○棒きれでの技術
基本の打法(小手/腕を打つ・首を打つ・肋を打つ)・
霞(8の字打法)
○柔術
直突・腕搦小手捕・左勝手・右勝手・三尺間・首絞め
指導・監修 ◎ 椎木宗道(しいぎむねのり) 一技道武道宗家
1938年茨城県生まれ。13才の時、父・敬文より棒術、柔術の手解きを受け、72年に允許を得る。その後天真正伝香取神道流・大竹利典師範に師事、85年に免許、86年に教士を飯篠快貞・第20代宗家より授かる。さらに父と父の師・天真正伝香取神刀流・本宮寅之助の術技を再考究し、加えて鹿島新当流、直心影流を研鑽している。著書に『天真正伝香取神刀流』(BABジャパン)
指導協力 ◎ ケント・ソレンセン モーリツオ・カズ
アントネッラ・ナロ 椎木一到 長合秀起