インドネシアの伝統武術 東南アジア発の注目の近接格闘武術!
第1巻 基礎/基本編
収録時間:63分
千年の歴史に裏付けされた
注目のアジア近接格闘武術!
欧米で数多くの愛好家を有するインドネシアの伝統武術──プンチャック・シラット。
その実用性から優れた近接格闘術として評価が高いこの武術を日本プンチャック・シラット協会所属の三流派※の指導者の演武により全二巻で丁寧に紹介。
シラットとは…
型や組手を通じて稽古を行うインドネシアの武術。「稲穂の教え」(イルム・パディ)という基本思想の元、鍛練を積むに従って礼節や他人への思いやりを身に付け、心豊かに生きる事を理想とする。
紹介する三流派
パンリプル…型を通して体と技を養うことを重視する
プリサイ・ディリ…スピードと背面への体捌きを重視する
ムルパティ・プティ…攻撃を捌いてからの関節技を重視する
収録内容
●パンリプル(Panglipur)
○基本の足運び(ポラランカ)
○基本の立ち方(クダクダ)
攻撃のための立ち方(クダクダ・スラン)
関節技のための立ち方(クダクダ・アリフ)
防御のための立ち方(クダクダ・タハン)
体を捻る立ち方(クダクダ・ゲソ)
○基本の動き(プクラン)
プクラン1(片手の動作)/プクラン2(両手の動作)/
プクラン3(三連続の動作)/プクラン4(防御動作+プクラン1)/
プクラン5(防御動作+プクラン2)/プクラン6(防御動作+プクラン3)
●プリサイ・ディリ(Perisai Diri)
○基礎の技(ミナンカバウ)
○動物の技
鴨の技(シカップ・ブルン・ムリウィス)
鷺の技(シカップ・ブルン・クントゥル)
鷲の技(シカップ・ブルン・ガルーダ)
虎の技(シカップ・ハリマオ)
竜の技(シカップ・ナガ)
○人間の技
武士・勇士の技(シカップ・サトリア)
僧侶の技(シカップ・プンデタ)
女性の技(シカップ・プトゥリ)
●ムルパティ・プティ(Merpati Putih)
○構えと立ち方(シカップ・クダクダ)
7種の構えと立ち方/構え・立ち方の訓練
○攻撃技(スラガン)
平面突き(プクラン・ダタル)
こめかみ突き(トトカン)
肘による技(ウジュン・シク・アタス)
前蹴り(トゥンダガン・ドゥパン)
廻し蹴り(トゥンダガン・サビット)
横蹴り(トゥンダガン・サンピン)
○足運び・体捌き
前進の動作/後退の動作/横前方に動く/
横後方に動く/横への体重移動1/横への体重移動2
指導 ◎
トリスナ・イラワン〈バンバン〉(パンリプル/元PERSILAT派遣インドネシア代表チーム所属、Pratama位)
スシロ(プリサイ・ディリ/最高段位保持者:Pendekar位)
ユリ・プルワント(ムルパティ・プティ/門下生最高段位保持者:Kesegaran位)
※収録順
指導協力 ◎
エリック・ルクマナ/早田恭子(パンリプル)
トゥリ・ヌルヤニ/中島葉子(プリサイ・ディリ)
ベリン・リー/吉村直樹(ムルパティ・プティ)
監修 ◎ 早田恭子(日本プンチャック・シラット協会)