演武者:戸祭勝夫
収録時間:29分
日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
幕末の名君の一人、九代水戸藩主徳川斉昭は、藩内で技を競い合っていた二大流派を合して、水府流水術と命名した。これが現在伝わる流派名のはじまりとなっている。徳川家は家康以来水術を極めて重要視していたが、水戸藩初代藩主頼房は、その兄紀州頼宣とともに水術の技量が抜群によく、藩主を取り巻く家臣の中には水術を能くする者も多くいた。元禄時代に水府流水術上町泳の島村孫右衛門正広(島村流)、下町泳の根本浄雲らが、それらの一人である。現在は、発祥の地である水戸が中心となって各地の研完家達によって伝承されている。