演武者:高橋京三
収録時間:30分
日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
諸賞流の起源は古く平安時代の坂東武者の誉れ高い坂上田村麻呂が清水観世音に祈願して、夢想の中に和(やわら)を開基したのが始めであると伝承されている。流派名も元の名を夢想観世流と称した。現在の名になった謂れは源頼朝の開いた鎌倉幕府で、朝廷の勅使を饗応するために各地の強者を集め、角力会を催した時に、小兵であったが夢想観世流二十七代毛利宇平太国友がたいへんに強く頼朝や諸将が大いに感嘆した。以来、諸賞流を名乗る。諸賞流和はめつぶし、肘当、前蹴り、手刀、三味線がせを主体として技ができている。ほごれ、一般に返技という。裏の形は荷鞍という防具をつけて行う。
収録内容
棒 無辺流
五法・花車・浪塩・猟穴 裏・水車
半棒 無辺流
右詰・左詰・猟穴・浦風・浪分・下段
別伝組討
鬼神詰・下段・上段・裏の形・前脇差・岩石落・十文字
長刀 無辺流
後詰・五法・猟穴・笠の下・前詰
早縄 (大殺)
小具足・調子・踏落・後返・一文字・取手