演武者:湯川節雄
収録時間:30分
日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
紀州藩徳川家は、藩祖頼宣公時代より非常に水術が重要視されていた。紀州藩に伝わる水術は、小池流、岩倉流、野島流の三流派があり、これを「紀州三派」といった。各流派はそれぞれ紀ノ川の流れを慢幕で仕切り、独自の水練を行い技を磨いたと伝えられている。岩倉家三代の後、川上伝五右衛門直政が流儀を継ぎ、以来川上家が五代続き、その後、湯川公美が受けついでる。現宗家湯川節雄は岩倉流第十代目で、岩倉流泳法の系譜は、岩倉家三代、川上家五代、湯川家二代によって守られてきたのである。
収録内容
平泳ぎ 抜手
抜手合わせ 二段抜手
立泳 太刀泳
虫泳 鯱泳
伝馬 甲冑ニツ掻
掻分 片手掻分
水入鰡飛 水車 西瓜切り 花傘行列 群龍 手足搦 御旗奉行