演武者:東郷重政
収録時間:23分
日本武道館監修、日本古武道協会後援
古武術の技法研究・資料として最適!!
示現流剣術は東郷藤兵衛肥前重位を始祖とする。九州は薩摩島津藩の代表的なお留め武術である。東郷重位は初学にタイ捨流と天真正自顕流を修業し、その奥義を極める。後に二流を統合し編み出したのが示現流である。示現流の特徴はその初太刀にある。稽古において丸木をトンボの構え(右側頭部に剣を突き上げる型)から左、右と斬る事を何度となく繰り返す。錬磨に習熟すると、一太刀の斬撃のみで二の太刀を振るうことなく敵を倒す事ができるという。攻撃すなわち防御とも成るわけで、幕末に大いに活躍し、諸藩からは「示現流は初太刀をはずせ」とまで呼ばれ恐れられた。
収録内容
初度
(燕飛 小太刀 再起 三太刀の内 燕飛)
初度 → 小太刀
初度 → 三太刀
再度
(持掛 早捨 長木刀 振掛のうち 振掛と長木刀)
初段
(立 双 越)
二段
(寸 満 煎)
三段
(平 安 行)
四段
(軽 道 真)