著者:日野晃
頁数:160P
判型:B5判
武道とは? その探求は身体論でも精神論でもなく、自分自身の行動や言葉を常にチェックし疑問を持ち、否定することからでしか進めない。本書は日野晃の四十年近くに渡る武道探求の一つの総括である。 格闘家・平直行氏との対談で浮き彫りになる武術と格闘技の違い、日野武道理論の根幹「胸骨操作」とは何か?、フジTV「SRS」出演の裏話、さらにはプロキックボクサーへの武術的視点からのアドバイス、世界的ダンス集団との身体感覚的な交流記録などを収録。武道ファンならずとも人生の大きな指針となる一冊です!
主な内容
第1章 先を制する見えざる手
第2章 石川直生選手に訪れた転機と未来
第3章 SRS出演記
第4章 日野晃×平直行 武術と格闘技の狭間を斬る!
第5章 対人論。
第6章 “生きる”技術
第7章 救命、気迫にあり
第8章 渡欧指南之記
第9章 なぜダンサー達は、武道を求めるのか?
第10章 渡欧指導の中にみえた“学びの図式”とは?
第11章 伝承のシステム
第12章 「武」の存在意味