著者:長沼敬憲
判型:四六判
貢数:184貢
いまのニッポン、頭でっかちな健康論ではもう間に合わない。
今世紀を生き抜く力は「腸脳力」にあり!
粛々たる生命知の専門家――新谷弘実氏、安保徹氏、光岡知足氏、村上和雄氏、栗本慎一郎氏、推薦!!食べたもの、飲んだもの、そして呼吸が、どうやって私達の「体」と「心」になるか知っていますか?その仕組みと"腸"に秘められた凄いチカラを教えます。脳よりずっと起源の古い命の源「腸」。その役割は食べ物を消化しているだけではありません。「ハラを据えて掛かる」「ハラを割って話す」などの言葉があるようにこの「腸」にこそ"覚悟"や"直観"などの"生きるための力と知恵"=「腸脳力」があるのです。この本では、そんな「腸脳力」の仕組みと活性方法をご紹介しています。
収録内容
第1章 食事が腸を変え、腸が心と体を変える
● 食べている内容以上の存在にはなれない
● 腸に「生ゴミ」がたまる理由
● 「腸との相性」をまず考えよう
● 腸をキレイにし、ハラを安定させる
● 朝のファスティングでたまったものを出す
● 「食べない時間」を大事にする
第2章 コメと腸、生命のつながり
● 日本人はなぜ元気を失ってしまったのか?
● 宮本武蔵の強さの秘密は食事にあった?
● 「白いごはん+肉のおかず」が日本人を変えた
● 日本人が「不思議なほど健康」だった理由
● コメの「生命」がヒトの「生命」を養っている
コラム◎日本人の食事を変えた「アメリカ小麦戦略」
第3章 細胞から若返る最新免疫学
● 感染症や食中毒の本当の対処法
● 自然免疫で「底力」を身につけよう
● 大事なのは腸をキレイにすること
● 免疫力を低下させる「細胞の便秘」とは?
● 白血球に余計な仕事をさせないこと
第4章 まず「ミトコンドリア」を元気にしよう
● 人はなぜものを食べ、呼吸をするのか?
● 活動エネルギーを生み出す2つの工場
● 「細胞が生きる」ために必要なもの
● 食べることの基本は「生命をいただく」ことにあり
● ミトコンドリアの活性が「成長」のカギになる
● 植物(野菜)が主役、動物(肉)は脇役
第5章 目に見えない菌たちとつきあう方法
● 微生物の働きがもう一つのカギ
● 腸は「善玉」と「悪玉」が共生する世界
● 全体の「2割」が変わるだけで調和が訪れる
● 「悪玉菌」の増殖を抑える食事とは何か?
● ヨーグルトで「善玉菌」が増えるって本当?
● どんな菌と共生するかで生き方が決まる
第6章 心の起源は「腸」にある?
● 心臓や肺にも「心」は宿っている?
● 「腸が感じる」ことが心の起源
● 武士が腹を切ったのはなぜなのか?
● 食べた物の内容が腸=心の健康を左右する
● 「 セロトニン」の9割以上は腸で生産されている
コラム◎「解糖系」と「ミトコンドリア系」を使い分けよう
第7章 直観力を身につけ、世界とつながる
● 「感情」と「直観」の違いはどこにあるのか?
● 直観のアンテナは脳にはない?
● 心の世界の先には「直観知」の世界がある
● 直観は脳ではなく「尾骨=しっぽ」でキャッチされる
● 「悟り」とは「生物としての自分」を思い出すこと
● この世界と「つながっている」という感覚を得る
● 直観をベースに「3人の自分」とつきあっていく
コラム◎そして、ヒトはどこへ行くのか?