著者:毛利元貞
判型:四六判
貢数:203貢
護身知識力、犯罪心理力、犯罪交渉力、危機管理力、自己防衛力の5つの観点から、あなたの“護身力”を試します。
犯罪や暴力の現実、そして自分と犯罪者の心理を知ること。
いち早く危険の気配に気付き、それに適切に対処すること。
自分が被害者にも、加害者にもならずに、切り抜けること。
本書で問われているのは、こうした総合的な力。それが“護身力”です。
あなたには、自分や大切な人を護れるだけの“護身力”があるのか?
ぜひ、試してみてください。
そして、検定を通して自らの実力を知ることが、あなたの“護身力”を磨くチャンスとなるはずです。
CONTENTS
初級編
【問1】被害にあわないための心得は?
【問2】どのような相手を警戒すればよいか?
【問3】身近に潜む危険な相手はだれ?
【問4】どんな人が、犯罪の犠牲者になりやすい?
【問5】あなたの心の中には、どれだけ隙がある?
【問6】犠牲者になりにくい工夫とは?
【問7】人込みのなかでトラブルに巻き込まれたら?
【問8】電車のなかで酔っ払いに絡まれたら?
【問9】友だちからお金をせびられたら、どうする?
【問10】犯行は事前に予知し、回避できる?
【問11】喧嘩相手の本心を見抜くコツは?
【問12】人の数秒後の言動を予測できる?
【問13】貴重品を入れたバッグは、どのように携行する?
【問14】見知らぬ相手を、どこまで近づけさせる?
【問15】近づいてくる見知らぬ人を観察するポイントは?
中級編
【問16】どれぐらいの時間をかけて、犯罪者は獲物を選ぶ?
【問17】犯罪者に狙われにくい歩き方は?
【問18】身を守るために大切な感情とは?
【問19】殺してやる!と、脅かされたときはどうする?
【問20】脅しに惑わされず、相手の危険度を見抜くコツは?
【問21】ピンチに陥るほど、身体が動かなくなるのはなぜ?
【問22】見知らぬ相手に呼び止められたときは、どうする?
【問23】顔見知りの相手から挑発されたら?
【問24】顔見知りの挑発を断るには、どうする?
【問25】襲われても挫けない、心の持ち方とは?
【問26】急に黙りこんだ相手の気持ちを見抜く方法は?
【問27】考え込んでいる相手の気持ちはどう見抜くのか?
【問28】路上犯罪の犠牲者になってしまう要因とは?
【問29】路上強盗に胸倉を掴まれそうになったら、どうする?
【問30】凶器を手にした相手に出くわしたら?
上級編
【問31】犯罪者が使う凶器のなかで、一番危険なのはどれ?
【問32】犯罪者への対処法で、もっとも大切なことは?
【問33】護身用具として、ふさわしいものは?
【問34】身体的な暴力を相手が使う兆候を、どう見抜く?
【問35】口論になった相手を追いつめないコツとは何か?
【問36】刃物を手にした相手と遭遇したときは、どうする?
【問37】「こいつは狙えない」と相手に思わせるコツは?
【問38】万が一、襲われたときはどのように対処する?
【問39】相手が見せる表情から、その本心をどう見抜く?
【問40】アルコールや薬物摂取の可能性をどう見抜く?
【問41】複数の相手にからまれたときは、どうする?
【問42】複数の相手に囲まれたときは、どうすればよいか?
【問43】刃物で襲われたときは、どのように対処する?
【問44】死角から不意打ちされたときはどうする?
【問45】相手に掴みかかられたら、どうする?
巻末付録:護身力と正当防衛の線引き