著者:鈴木光弥
判型:A5判
頁数:232頁
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出よ、丹田。
いま、「ハラの人」が待望されている!
丹田に中心を据えて姿勢を調え、丹田を充実させて息を調え、丹田に気を鎮めて心を調える。
それが人間の秘められた可能性が、花となり実となって実現されることに繋がるのである。
心身の健康を向上させ、よりよい人生を送ることができるのである。
CONTENTS
●第一章 根本的な修行法
年とともに向上する道
生涯向上を果たした剣豪
諸芸諸能の道
腹は根っ子である
●第二章 日常の行為を修行に高める丹田
雑用を最高の修行にする
幸田露伴のしつけ
間接の努力
日常生活の中の腹
●第三章 練丹の効果
練丹の効果
主体性を確立する
完全な呼吸ができる
内臓を強化する
妄想・雑念を去る
ストレスに強くなる
心が安定する
自我が拡大される
●第四章 日本の練丹法
日本人と腹
日本人のアイデンティティー
大地に母の温もりを感じる日本人
腹は原に通ず
腹を忘れた日本人
頭の人より腹の人
●第五章 日本的練丹法の開祖
白隠の説いた練丹の法
内観の法
軟酥の法
平野元良の調息術
●第六章 身心一如
体で学ぶ
動中の工夫と静中の工夫
体で心をコントロールする
体の三つの側面
三つの側面からのコントロール
丹田感覚
●第七章 心のコントロールと腹
積極的思考法としての練丹法
努力逆転の法則
心は天の邪鬼
釈尊のメンタルトレーニング
メンタルトレーニングも丹田で
●第八章 近代日本の練丹法
練丹こそ最高の能力開発法
近代になって確立した練丹の法
大丈夫の気概を持とう
●第九章 良心調和法
息心調和法と藤田霊斎
息心調和法の実際
完全な呼吸
小波浪息
中波浪息
屈伸息
基本をしっかりと
藤田霊斎の積極思考法
●第十章 岡田式静坐法
静坐法と岡田虎二郎
岡田式静坐法の実際
●第十一章 肥田式強健術
強健術と肥田春充
身体的な練丹法
東洋の行
肥田式強健術の実際
強健術の方針
強健術の目的
なぜ強健術は時間が少なくて済むのか
簡易練修法(斜腹筋)
正中心道腰腹練修法(下体より)実修
中心力鍛冶法
踵の踏みつけと爪先の踏み込み
正中心錬磨の坐法
腹胸式呼吸法の実修
瞳光の不睨
●終章 混迷の世を救う肚
肚から生まれた日本文化
型と肚
肚の文化を世界に伝えよう