整体術の手の内
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著者:中山隆嗣
判型:四六判
頁数:240頁


目に見えない“技の中身”とは?
結果を出す施術の秘訣を初公開。


武道整体で知られる著者だから、痛みを与えて身体を壊す武技の対極にある、「快」で癒す整体術を確立できた。
技術は施術者の心の現われであり、「快」を与える意識が、最大の効果を発揮する。
結果を出し、クライアントに喜ばれるプロ必読の書!

CONTENTS

序章 不快が引き起こす現代病
 ストレスだらけの現代社会/ストレスは「歪み」/
 背中の曲がりで心と身体の危険信号を感じ取る/
 心のトラブルが身体に現れる/うつの原因には
 いろいろある/環境問題にも注目する

第1章 すべては「快」の方向へ
 誰も不快は望まない/「快」は身体を好転させる/
 「良くなるためには痛みも我慢」の間違い/
 リラックスは慰安ではない/東洋哲学から「快」の
 必要性を考える/「不快」をストレスの観点から考える/
 「快整体術」は武技から生まれた/
 武道・武術の身体操作を「癒し」に応用する/
 武技は「不快」、だから「癒し」は「快」

第2章 技法の前に「心法」
 「技」は心が作るもの/「その人のために」という
 気持ちが技を作る/心の目を開けば身体が見える/
 マニュアルに頼ると失敗する/施術以外に何が
 できるのか/「限界を知ること」の強さ/「心法」の意識が
 相手の心もほぐす/見える技、見えない技/
 癒し家は太陽であれ

第3章 優しい手を作る
 力みは相手の身体も固くする/「優しい手」は心も
 解きほぐす/手の「面・線・点」/押圧は「持続性」の
 意識で/呼吸のリズムでリラックス/相手の反応を
 感じる「感性」/同化の意識

第4章 緊張しない、させない
 「脱力」は効果を出すカギ/「脱力」のための間合い/
 「間合い」と一緒に考える「形」/「作り」は受ける側の
 「形」/骨格の調整に「作り」の意識は不可欠/
 「中心軸」を取れば無駄な力は必要ない/身体を貫く
 「中心軸」を意識する/会話で心の交流を/
 「マイナスの施術」という開き直り/施術の場は
 「披露宴」ではない/固い頭を柔軟に

第5章 「快」を感じる環境を作る
 「場」を味方にする/自分の「場」の一部と考える/
 「木」や「曲線」は優しく暖かい/心地よい音楽を流す/
 香りでリラックス/施術する側も「快」を感じる

第6章 「快」の実践
 「快」の技の具体例へ/「支える手」にも心を配る/
 「足の三里」を押して脚を楽にする/「肩井」を押して
 首を回す/「京骨」「盲兪」で腰を楽にする/
 二指で脊柱を伸ばす/効果的な施術のための「稽古」


著者 ◎ 中山隆嗣(なかやま たかつぐ)
1956年生まれ。熊本市出身。中学3年生から生理解剖医学に立脚する空手道として知られた千唐流宗家のもとに入門。並行して武術活法を研究。のち、「快」を意識した整体術を体系づける。快整体研究所所長、日本プロ整体療術師協会会長、城西国際大学空手道部技術顧問・師範、国際千唐流空手道連盟直真塾塾長。整体師、武道家としてマスメディアでも活躍。著書に、『身体の力を取り戻す 奇跡の整体』(青春出版社)、『救急いちばんツボ』(徳間書店)、『プロの整体術・伝授!(全3巻)』『体のツボドリル』『整体ツボドリル』(弊社刊)など多数。


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