著者：常松勝
判型：B5判
頁数：60頁


腰背をもって発力し、拳の迅きこと雷の如し


通背拳は中国でも最も古く、悠久の歴史を持つ拳法のひとつ。
迅速なフットワーク、軽やかに鋭く連発する手技……無理がなく、スマートで、強い拳法。
それが通背拳である！

また通背拳はその合理性ゆえに、健康にも、脳の開発にも良い影響を及ぼす。
本書では、通背拳の伝統技法に加え、常松師自らの経験と研究を元に創り出した「常松式養身功」も収録した通背拳の本格武術書、遂に全国発売！
（今回のこの書籍では映像版のダイジェストを特別付録として収録）


CONTENTS

■第１章　通背拳概論
■第２章　通背拳の風格と特徴
■第３章　通背拳の練習法則
■第４章　通背拳の鍛錬の意味と価値
■第５章　通背拳六大状法
■第６章　通背拳術論

著者 ◎ 常松勝（つねまつ まさる）
1945年大連に生まれる。終戦により残留孤児として中国で育ち、趙風亭老師から秘宗拳を学んだ後、于少亭老師に拝師し通背拳を学び、その全伝を修めた。1978年、日中国交正常化にともない日本に帰国。以後、日本における数少ない中国伝統武術の正統伝人として多くの若者に通背拳、秘宗拳などを指導。現在、日中武術交流協会会長、国際伝統武術研究会会長を始めとし武術界における数々の要職を務めている。