指導・監修:永野勝
収録時間:56分
古武道が求める究極――。
〝真の速さ〟とは動きの濃淡をなくすこと!
古武道の型を先人が残した単なる手順として真似るのではなく、侍と呼ばれた先人が「やろうとしていたこと」を研究・稽古する柔剣雷心会。
本DVDでは代表である永野勝師範が、緩みと軸から生まれる武道の「柔らかさ」と「崩し」、そして「速さ」を、体術、剣術等の型を通して、全二巻で解説・指導していく。
第二巻では、柔らかく小さな受け、自分と相手の軸、下半身への働き、斬りでの動きを学んだ後、柔術、剣術、居合で速さを理解していきます。
CONTENTS
1: 稽古の準備—柔らかな受けと軸
◉柔らかな受け作り
両足抜き前受け身、前廻受け身、
流れに乗る:肩抜き前廻受け身
◉軸の理解
軸で立つ/片膝立上、軸を観る/手首持引落、
軸を合わせる/軸立たせ、側面入身投
2: 技へのアプローチ1—下半身への働き
◉下半身への働き:基本
仙骨への働き(仙骨落)、股関節への働き(股関節崩)、
膝への働き(膝崩)
◉下半身への働き:実践
柔術:一教、剣術:鍔迫崩
3: 技へのアプローチ2—斬りの体術
◉斬りの体術:基本
腕に頼らない斬り/腕抱、肩への斬り、手首への斬り
◉斬りの体術:実践
斬上崩、手解返、萬受崩
4: 真の速さを求めて―動きの濃淡をなくす
◉柔術編:斬崩
◉剣術編:乱流剣
◉居合編:袈裟斬
指導・監修 ◎ 永野 勝(古武道・柔剣雷心会代表)
昭和43年生。23歳のとき松聲館(甲野善紀師範主宰)に入会、その後、実兄である永野順一が主宰する「風心会」に参加。平成12年からは独自に武道の研究会を始め、平成17年に柔剣雷心会を設立。以来、古武道の指導・研鑽に努めている。
指導協力 ◎ 相良江美、新井俊、喜納辰洋、森拓哉