指導・監修:金山孝之
収録時間:61分
合理性を追究した、身体の芸術
集中力を高めて「裏の力」を働かせる
武道・武術の技に、見とれてしまったことはないでしょうか。
そして「自分もこんな動きをしてみたい」と思ったことはないでしょうか。
「武術の美しさ」とは、表裏が一体となった「理に適った動き」のこと。
そして「表」は目に見えやすく、「裏」は目に見えにくいものです。
そこでこのDVDでは
・浮き身
・接点圧
・第三関節の締め込み
・内部の筋の操作
など、古武術の「裏の動き・働き」を中心に
・剣術
・杖術
・抜刀術
・体術
を解説していきます。
・古武術ならではの美しさを学びたい
・古武術の理論・体の使い方を学びたい
・古武術とは、どんなものか知りたい
という方にお勧めのDVDです。
収録内容
【武術の「美しさ」とは】…「身体各部」へ集中を振り分ける
【武術の「速さ」とは】…「滞り」を無くす
【武術の「迫力」とは】…精確さと「実」から伝わる
■剣術
○反し突き…刹那に重さを掛ける
○払い上腕斬り…速やかな剣の送り
○鶴嘴崩し…体術的な技
■杖術
○流転落とし打ち…第三関節の締め込み
○燕打ち…手前親指の接触
○玉簾…手首の返しによる突き
○捧げ首潰し…浮き身の力
■抜刀術
○懐月…力点を大きく使う
○逆手前方抜き…腿の引き上げ
○隅返し…左半身の体捌き
■体術
○引き込み潰し…相手の足腰を崩す
○蠢動による振り飛ばし…内部の筋の操作
○蠢動による横倒し…蠢動に対しての蠢動
○座り一点接触からの崩し…背中の発力
○触れ手落とし…力の通りを知る
指導・監修 ◎ 金山孝之(かなやま たかゆき)
'75年生。高校時代、アマチュアボクシングをトレーニング。'11年に武術研究家・甲野善紀氏に師事、'14年に「松聲館技法研究員」を拝命、'15年「金山剣術稽古会」を立ち上げる。殺陣教室も主宰し、子役、書籍剣技イラストの指導としても活躍している。DVD『古武術は速い』(BABジャパン)。
指導協力 ◎ 渡部英子、平田康彦