著者:李徳芳、呉増楽
判型:A5判
頁数:220頁
華麗、軽快、しなやか!
全太極拳愛好家待望の解説テキスト!
武当太極剣は、これまで日本で練習・習得者が少なく、今後、注目される斬新な套路です。
太極拳・太極剣の技術をレベルアップさせ、誰もが憧れる、これぞ最高峰と言える表演で映える人気套路です。
生誕100周年を迎えた太極拳の父 李天驥老師の直系が教授します。
武当太極剣は、私の父・李天驥が編纂したものであり、私はこの套路で2年連続で全国武術観摩交流大会で優勝金賞を獲得しました。
本書では、父が私に伝授してくれた技術と、私が長年指導して得た経験を基に、武当太極剣の技術を分かりやすく紹介しました。
武当太極剣は、愛好者の皆様より著書の刊行が待ち望まれていました。
是非、技術のレベルアップと健康増進のお役に立てることを望んでやみません。 (李 徳芳)
CONTENTS
●1,中国剣術の概説
春秋戦国時代の剣術とその理論
天子から庶民まで剣術を好む
現代の剣術について
武当剣
武当太極剣
●2,剣と剣術の基本
剣の各部の名称
剣の持ち方
基本動作
剣法
●3,武当太極剣の図解
動作の名称
動作の説明
動作の路線図
李徳芳(り とくほう)
1958年代々武術家の家に生まれ、幼少より父である李天驥(中国十大武術名師の一人)について武術を学ぶ。形意拳、太極拳、八卦掌、武当太極剣などを得意とする。1981年北京師範大学卒業。同大学の武術講師に就任。1982年・1983年と、2年連続で全中国武術観摩交流大会の優秀金賞を獲得。1985年4月より1986年4月まで1年間来日し、東京太極拳協会で指導。1988年に再度来日、以来現在まで、公益財団法人日中友好会館・日中健康センター、日中太極拳交流協会で、夫君の呉増楽とともに太極拳の指導・普及にあたっている。龍飛会代表。中国武術八段。著書に『32式太極剣入門』、『48式太極拳入門』、『42式総合太極拳』、『42式太極剣入門』、『規定楊式太極拳入門』、『美しい太極扇入門』、『簡化二十四式太極拳入門』などがある。また、『簡化太極拳24式』、『総合太極拳』などのDVDでも示範・解説多数。
呉増楽(ご ぞうらく)
1953年生まれ。1977年北京師範大学体育学部を卒業。同大学講師に就任し、1982年体育理論(健康・訓練・教学理論など)を講義。1986年同大学大学院に入学(体育理論専攻)、在学中より李天驥に直接指導を受ける。1988年来日し、公益財団法人日中友好会館・日中健康センターにおいて、夫人李徳芳とともに太極拳・健康法の指導・普及にあたる。龍飛会代表。