著者:泉川勝也
判型:A5判
頁数:256頁
空手は打突のみにあらず。
沖縄古伝の型に見る、
柔らかな掌の操作と「力抜き」!
合気道の源流「大東流合気柔術」を学んだ空手継承者が、剛柔一体の空手の真髄を公開!
現代の空手は突き・蹴りの攻防に特化し、元来存在した崩しや投げ、関節技が失われつつある。
本書では、空手に秘められた柔術技法、合気技法を解き明かす!
剛柔流空手の真骨頂、掛け手(カキエ)護身技法36手も詳解!
CONTENTS
第1章 ◎ 初代宗家・泉川寛喜
第2章 ◎ 建築と空手、両道を歩む
第3章 ◎ 大東流・吉丸慶雪先生に学ぶ
第4章 ◎ 剛柔流と大東流に共通する技法
第5章 ◎ 型とは
第6章 ◎ 三戦で獲得する「体之合気」
第7章 ◎ 転掌で獲得する「小手之合気」
第8章 ◎ 型に見られる合気技法
第9章 ◎ 掛け手(カキエ)とは
第10章 ◎ 掛け手護身技法36手
第11章 ◎ 武道体を創る身体鍛練
第12章 ◎ 沖縄と空手の歴史的検証
著者 ◎ 泉川勝也(Katsuya Izumikawa)
国際空手道剛柔流泉武会・三代目宗家。1945年、初代宗家・泉川寛喜の次男として生まれる。初代は空手発祥の地・沖縄から本土に居を移した最初の剛柔流空手の師範であり、その古伝の技法を受け継ぐ。また、大東流合気柔術・佐川幸義の高弟であった吉丸慶雪より大東流の奥伝技法を学び、古伝剛柔流に隠された術理を解き明かすことで、「掛け手(カキエ)163手」などの新たな技法体系を確立。
◎国際空手道剛柔流泉武会総本部HP https://www.senbukaihonbu.com/