実践!腱引き療法
  • 実践!腱引き療法

価格:1,980円(税込)

[ポイント還元 59ポイント~]

注文

在庫 在庫切れ

お気に入りに追加済



著者:小口昭宣
判型:A5判
頁数:208頁


トップアスリートから一般のスポーツ愛好家まで、
現場で役立つ、幻の伝統手技療法の実力!


「腱引き」とは、古の武術家たちに伝承された日本の伝統手技療法。
「腱(筋)」へのアプローチによる「一撃改善」を代名詞とする。
古の武術家たちは、いざという時に備えて武術の「殺法」を日々の修練として行いながら、それにともなう故障を「腱引き」によって瞬時に改善していたという。
この技術は、現代のサムライ(=アスリート)たちに活かすことのできる、まさに「活法」である。

元総合格闘家・平直行を施術モデルに、パフォーマンスの向上、練習後の回復力の促進、怪我の予防、不調の改善、故障からの復帰、試合前やインターバル中でも出来る即効調整なども紹介。


CONTENTS

武道でもスポーツでも「臨戦態勢」を実現する腱引き
武道から生まれた腱引きが、現代のスポーツに甦る臨戦態勢を整える技術
「腱をひく」とは
腱引きの視点から見たスポーツトレーナーテクニックとは
腱引きは大海に漂う流木がごとく

第1章 腱引きとアスリート
 1.腱引きとスポーツ
   腱引きとの出会い/古流柔術と腱引き/
   口伝の研究と再編 腱引きがスポーツに
   生かされた訳/腱引きがもたらす効果
 2.トップアスリートへの施術の難しさ
   芸術作品として扱う トップギアでしか分からない
 3.疲労回復と運動学習を矛盾させない
   通常は直前まで練習をしない理由/練習とは、
   筋力のアップと運動の学習である/疲労と
   パフォーマンスの関係 受身の調整法から
   積極的調整法へ
 4.鍛えるトレーニング、傷つけるトレーニング
   筋肉が強くなる仕組み/筋肉疲労と肉離れ/
   クールダウンの仕組み/極限に鍛える怖さ

第2章 腱引き的視点で観るアスリートの動き
 1.人の体の動き
   腱引き的視点で運動を捉える/既存の枠に
   捕らわれずにシンプルに観察する
 2.筋肉がずれる、腱が外れるとは?
   筋肉のズレが、運動のレベルを下げる/
   筋肉のズレの実感
 3.アスリートの抱える症状とその予防
   筋肉痛/肉離れ(筋断裂)/靱帯断裂/
   足の硬直(こむら返り)/腱鞘炎/捻挫
   (靱帯損傷)/突き指/疲労骨折/脱臼

第3章 筋整流法の基本施術
 1.基本調整法について
   アスリート向けの基本調整法/腱引きの基本2法
 2.基本チェックポイント(足、腕、腰、背中、首)
   聴取診断(聴き取りによる状態確認)/
   視覚診断(視覚による状態確認)
 3.腰の基本施術
   腰の腱の確認と調整/臀部の調整/
   チェックと運動指導
 4.下肢の調整施術
   足の開き具合の観察/巻きを作る/
   下肢背面の筋を割る/アキレス腱の活性化
 5.手・腕・肩の基本施術
   指の腱の確認と調整/手首の確認と調整/
   総指伸筋のチェック/肩の調整/肩甲骨の
   調整(肩甲下筋と僧帽筋の腱)
 6.首から顔にかけての調整
   左リンパ総管への軽圧迫/頚の調整/頭部の
   調整(側頭部)/頭部の調整(天窓の軽圧迫)/
   表情筋の調整(皺眉筋、眼輪筋、頬骨筋)

第4章 運動の要素とアスリートタイプ
 1.運動の4要素
   「引く」 「ゆるむ」 「回す」 「固定」
 2.競技の分類と選手の身体的特徴
   左右対称系のスポーツ/左右非対称系の
   スポーツ/フェイント系のスポーツ/非フェイント
   系のスポーツ/瞬発系のスポーツ/持久系の
   スポーツ/固定系のスポーツ/ウインター
   スポーツ系選手の体
 3.アスリートの腱引き体験
   陸上競技400メートル/インディアカ/卓球/
   新体操/バスケットボール/ソフトボール/
   野球(ピッチャー 右投げ右打ち)/野球
   (キャッチャー 右投げ右打ち)/野球(右投げ
   右打ち)/競泳(背泳)/柔道/陸上競技長距離

特別収録1 ボクシングに活かされる〝古式腱引き〟の威力
 筋整流法の即効性と回復力/トレーナーが
 腱引き師になる理由/腱引き道場となるジムの
 週末/セコンドとしてできること/インターバルでの
 調整【鼻】/インターバルでの調整【肋間】/インター
 バルでの調整【肩甲骨周り】/指先が伝える自己治癒力

特別収録2 対談・中山隆嗣師(空手家・快整体術研究所所長)
 壊せるから、癒せる「殺」と「活」の出合う場/
 医師からも頼りにされている「腱引き・整体」/
 療術の根本は心法である/西洋医学と東洋医学の
 連携が重要である/「壊し」ができるから「癒し」もできる/
 療術家は人の心に火を灯すことが仕事である


小口昭宣(筋整流法創始者)
古式腱引き療法の最後の伝承者。プロ写真家としての顔を持ち、富士山百景写真コンテストのプロデューサーでもある。29歳の時に腱引きと出合い、その効果に驚き、入門。その後、約20年間に延べ3万人以上を無償で施術しながら、伝統の技法を整理・理論化して「筋整流法」として確立。現在、新たな伝承者の育成にも力を入れている。スノーボードのアジアチャンピオンの他、様々な競技の選手に対し種目や年齢に合わせた調整を行っている。


この商品を見てる方にオススメの商品

商品説明

▼ 商品説明の続きを見る ▼