著者:栗原誠
判型:四六判
頁数:184頁
“ツボの使い方”が変わる!
▶ツボは“経絡に沿って”ある訳ではなかった!?
▶ツボで“体の動きの中心”が変わる!?
▶患部から離れたところに“ポイント”がある!?
「経絡は発見されたもの」と思っているなら間違いです。
経絡は人体の仕組みを視覚化するために、人体観察に基づいて誰かがデザインしたものだからです。
ここで疑問に思いませんか?
ツボが先? 経絡が先?
常識を覆しつつ、新たな時代を切り拓く、人体探究読本。
CONTENTS
第1章 経絡・経穴は未完成!?
1.鎖骨があるから合谷がある
2.経絡の方向性を信じていますか?
3.経絡が先か、経穴が先か
4.経絡が創作された証拠
5.ツボの大きさと正しい位置
6.経絡は鍼灸学のオープンソース
7.経絡はなぜ信じられているのか
8.鍼灸は伝統医学ではない
9.ツボで病気や怪我が治るのか
10.世界初!ツボのデータベース
第2章 知られざる奇穴のヒミツ
1.経絡から外れたツボがある理由
2.誰も知らない経絡のスキマ
第3章 “ 動き” からツボを考える
1.古典が「動き」に触れなかった理由
2.人体に備わる維持力と変形力
3.皮膚で動きを活かす、皮膚で動きを殺す
4.流れる体から伸縮自在の体へ
5.動きを整えるメカニズム
6.腰痛の原因は腰にない
第4章 遠隔ツボの威力
1.張力を制する者は動きを制す
2.動きのパターンは張力と回転軸で決まる
3.局所鍼の問題点
4.肩こりの原因は肩にない
5.むち打ちの痛みが遅れて出てくる理由
6.五十肩の治療が難しい理由
第5章 ツボは脳にある!?
1.脳科学が解き明かすツボの意味
2.意識もツボも「ない」のに「ある」
3.脳のオーバーヒートを防ぐツボの役割
4.ツボが織りなすネットワーク
5.緊張を緩めるだけでは無責任
6.自信がなければ遠隔のツボは使えない
第6章 ツボの味わい方
1.ツボとの関係は恋愛と同じ
2.ツボとは、感じて、シェアするもの
3.教科書のツボが役に立たない理由
4.ツボを操る能力は知識だけでは育たない
5.指圧では鍼と同じ効果を引き出せない
6.即効性のある治療をするためのヒント
7.ツボの深さと効果の関係
第7章 知られざるツボの深い話
1.世界一やさしい「三焦」の解説(前編)
2.世界一やさしい「三焦」の解説(中編)
3.世界一やさしい「三焦」の解説(後編)
4.ファッシアと経絡
こちらの商品は電子書籍も販売しております。
こちらをクリックすると購入可能な電子書店をご紹介します
※電子書籍は当サイトとは別の電子書店にてお取り扱いとなります。