著者:長沼敬憲
判型:四六判
頁数:224頁
自分のことは腸(ハラ)に聞いてみよう!!
腸 は「パワーの源」、そして「自分を生かす土台」。
お腹が空いたから動く。食べて満足する。それは生きることの原点であり原動力。頭で考えてばかりいてもうまくはいかない。では、どうしたらいいのか?カラダの中心「腸」から生命力を引き出し、心地よく元気に「生きる力」を身につける大好評『腸脳力』第2弾!生きるとは食べるということ、「玄米ごはん」をすすめる本当の理由、自己を発酵させ、生命力を高める…etc、腸を元気にすれば脳も元気になる!
CONTENTS
●はじめに まずは「お腹で感じる」ことから始めよう!
●第1章 生きるとは食べるということ
・ポイントは「食べ物を細胞へいかに運搬するか?」
・流通システムのトラブルが「メタボ」の原因
・免疫が進化することで病気が増えた?
・「食べたい!」という欲求が「感情」の原点
・「腸」と「心」と「ストレス」の深いつながり
・「お腹」が落ち着くと「心」も落ち着く?
・「動物」は「植物」を食べて生きている
・植物の養分(糖)をいかに摂取するか?
・調理によって「食べ物と腸の相性」を高める
・肉類は脳と相性がいい食べ物
●第2章 腸を元気にする微生物とのつきあい方
・悪いものを完全に排除しない免疫の仕組み
・体内に共生している「他者」とどうつきあうか?
・アタマ(脳)ではなくハラ(腸)で感じるには
・「生きた菌が腸に届く」ことにどこまで意味があるか?
・大事なのは「善玉菌のエサ」を増やすこと
・消化できない食物繊維が必要な理由
・日本生まれの発酵食品にもっと注目しよう!
・味噌や納豆が「腸に優しい」のはなぜか?
・「細胞の生命力」をいかに高めるか?
●第3章 ミトコンドリアを元気にする食べ方
・食べて呼吸するのはミトコンドリアのため?
・猛毒だった酸素をエネルギーに変えた「救世主」
・細胞内で働く「小さな工場」と「大きな工場」
・生物を進化させた究極のエネルギー製造工場
・ミトコンドリアを助けるビタミンやミネラル
・「解糖系」を使いすぎると糖尿病になる?
・活性酸素が「ミトコンドリア工場」を錆つかせる
・「生命力の高い植物」が細胞を元気にする
・「菜食」や「自然な食べ物」にとらわれすぎても
・生命は呼吸することで進化をした
・ストレスケアがミトコンドリアを元気にする
●第4章 心と体を安定させる「朝のファスティング」
・タンパク質をリサイクルする「オートファジー」
・飽食していると感染症にかかりやすくなる
・「腹八分目」にはデメリットもある
・「朝のファスティング」で細胞のゴミをクリーニング
・ファスティングでローフード(生食)をすすめる理由
・甘いものの摂りすぎはイライラにつながる
・コーヒー・紅茶では水分補給にならない
・成分だけ調べても水の本質はわからない
・食べ物の「酵素」をどう評価するか?
・生命は「タンパク質の塊」ではない
・「生命力」は食べ物の質に左右される
・「生命をいただく」ことが食事の基本
●第5章 「肉食」は身体に良いのか、悪いのか
・肉を食べなくても元気だった日本人
・独自の「ハラの文化」のベースになった発酵力
・「健康長寿」と「生命力」はイコールではない
・「柔よく剛を制する」を可能にしたもの
・ヒトは肉食によって進化してきた
・脳の肥大化がもたらした「負の遺産」
・「拡大発展病」にあまり罹患しなかった日本人
・「悟り」の目的はサルの時代に回帰すること?
・大事なのは「身体の声を聞く」こと
・「いい加減な菜食主義」を目指そう
●第6章 「玄米ごはん」をすすめる本当の理由
・「玄米菜食」は日本の伝統食ではない?
・脚気は「ミトコンドリア工場」のトラブル?
・植物のタネから「生命」をいただく
・玄米を発芽させる必要があるのはなぜ?
・玄米が美味しくないのは「生命力が低い」から?
・「快」を求めることこそ究極の本能
・「丸ごと食べる=生命をいただく」を意識しよう
・コメを通じて「植物の生命」を吸収する
・「ごはんと味噌汁」でまずは原点回帰
・「日本」にないものが「イタリア」にある
●第7章 自己を発酵させ、生命力を高める
・「なぜうまくいったか?」を問いかけてみる
・「守破離」のプロセスでコツをつかむ
・「脳の食事」と「腸の食事」の理想的な割合は?
・発酵か腐敗か、それが問題だ
・「衣・食・住」のすべてを発酵させる
・食べられない「鉱物」も大事なエネルギー源
・数値化できない世界にいかにアプローチするか?
・この世界の「価値」は「質」によって決まる
●おわりに 感じる力を身につけ、自由に生きる