著者:松田隆智
判型:A5判
貢数:272頁
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中国伝統流派に伝承された
秘技「絶招」の数々を収録!
広大な大陸で、独自に発達・進化した中国武術の数々。
その武林に分け入り、達人たちとの交流の中で託された極意。
自らの長年の実践によって感得された核心を語る。
CONTENTS
■第一章 実戦への架け橋 対練・推手
対練──実戦のための段階練習
推手──太極拳の対練法
太極拳の究極戦法
筆者の推手学習経歴
陳氏太極拳の推手
一代太極拳大師・王西安
陳氏太極拳の推手体系
陳氏太極拳の真実を探る
思いがけぬ陳氏太極拳との縁
八極拳と陳氏太極拳
八極拳と陳氏太極拳との相似点
陳氏太極拳の新旧
杜毓沢伝×王西安伝
陳式太極拳老架式の比較
■第二章 八極拳の実戦練法
槍法と拳法は一理同体
?兵器の王?と、達人たち
槍法の発達
槍法の基本姿勢
槍法の基本技法
八極拳の理想とする実戦
八極拳の対練
呉氏開門八極拳に再入門
対練に現れる戦い方
六世掌門人・呉秀峰公について
呉氏開門八極拳の実戦練習
■第三章 各派の実用法と絶招
八極拳を再考する
新規改新の苦しみ
八極冲捶の謎
八極小架は最高の練法
全身が冲捶になる
八極拳の絶招と?八大招?
八大招の謎
猛虎硬爬山を探る
八極拳各派の「猛虎硬爬山」
迎門三不顧 ~三度打って顧みず~
普遍的連打技法
迎門三不顧の勁道
硬開門 ~一撃でうち抜く~
打ち上げ、打ちおろす秘技
八極拳のルーツは心意把か?
寧教十手、不教一句話
心意六合拳の基本拳(把)
天を引きずり落とし、地をめくり上げる
三度聴と双羊頂
三連打で悶絶?
単・双の虎抱頭
示現流剣術と心意六合拳
打頂肘 ── これぞ、八極拳!
八極拳を代表する大技
六大開理論は何故、八極拳の核心なのか?
霍家八極拳の六大開
頂肘における注意と要領
発勁の極意
地球の力を借りて打つ
発勁を科学測定する
発勁の原理
発勁の練習体系
■第四章 内家拳の実戦法 「粘連散手」とは何か?
粘連散手
中国拳法の実戦闘法を考える
すりえられた太極拳の歴史
粘連戦法との出合い
王宗岳の『太極拳論』
推手の原典
王宗岳の「太極拳論」
「太極拳釈名」(王宗岳)
「打手歌」(王宗岳)
粘連戦法の特長と長所
一、速度とリーチを封じる
二、動体視力のみに頼らない
三、絶招やコンビネーションを封じる
推手における注意
拳訣──達人の語る極意──
八極拳の極意──六大開を論ず──
通背拳の極意
形意拳の極意
陳氏太極拳の極意──纏絲勁──