著者:黒田鉄山
判型:四六判
頁数:256頁
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黒田道場「遊び稽古」新収録!
「型」から抽出した動きのエッセンスを、対人で安全に修練、検証できる秀逸な稽古法「遊び稽古」を12本掲載!!古流武術で行われる型稽古の中では、果たして何が追究されているのか?相手の脳に察知されない動き。侍がそれを実現していた。「無足の法」「最大最小理論」「等速度運動理論」等、振武舘黒田道場に伝わる武術理論が、あなたの“動き”を別次元に導く!
CONTENTS
総論編
第一章 武術的身体とは
▼モン・サン・ミシェルの立ち姿 ▼超自然体
▼定義 ▼本質の追究 ▼三位一体の身体
第二章 型の世界
▼型とは ▼型の形骸化 ▼技とは ▼型の重要性 ▼消える動き
▼等速度運動理論 ▼消える気配 ▼消える身体 ▼非日常化の日常化
▼正中線 ▼心眼 ▼反射的随意運動 ▼術へのこだわり
▼柔術と柔道 ▼力では行くことのできない世界
第三章 無足の法
▼無足の法とは ▼無足の実体 ▼個の限界
▼足音 ▼釈尊の足跡と犬の歩法
第四章 私の空手観
▼青年空手家の入門 ▼柳の葉を手刀で斬る ▼消える動き
▼刀傷 ▼歪み ▼空手への興味 ▼私の空手型 ▼理想論
▼三年殺し ▼居合術解釈 ▼部分制御 ▼意識の重要性
▼下手な稽古と駄目な稽古
第五章 再びモン・サン・ミシェル
▼術前術後~バルビゾン、オン・フラーにて~
▼無足の爺ウォーカー(JIJI Walker)
▼絶望的難しさ ▼手掛かりのない稽古 ▼影の濃淡
柔術編
第一章 私の柔術
▼四心多久間四代見日流柔術 ▼斬りの体捌き ▼一文字腰
▼祖父の丹田▼無意識の丹田 ▼呼吸法
第二章 再び無足の法
▼柔術対ローキック ▼はかない人の速さ ▼マイナスの速さ
▼年齢を問わぬ武術とは ▼なぜ座るのか ▼自由から自在へ
第三章 受身法
▼柔の受身 ▼最大最小理論 ▼背受身
▼後ろ受身 ▼前後受身 ▼裏受身
▼身体の理論化に向けて
第四章 柔術稽古覚え書き~稽古日誌より~
▼遥かなる柔術 ▼無足の法一途 ▼立合
▼当て身 ▼右孫 ▼行違 ▼なかなか難しく
▼さらに柔らかく ▼家伝秘録不出 ▼ないものばかり
▼果てしない柔らかさ ▼型の蘇生
▼心体と剣体の一致 ▼合宿の成果 ▼胸蹴
▼さらなる斬りの体捌きへ ▼無~空的身体~
第五章 振武舘の現在~遊び稽古に至るまで~
▼順体法ほか ▼柔術遊び稽古 ▼剣術遊び稽古