著者:中山隆嗣
判型:四六判
頁数:240頁
誰も言わなかった「靭帯」の大切さ。
それは骨格と筋肉を整えるための要所だった!
無理な圧力を加えることなく、靭帯を適度に伸ばして動かす繊細なテクニックで、身体の動きを最大限に引き出します。
スポーツ、ダンス等あらゆる身体動作が向上します。
全身の関節に存在する“動きの要”に着目した今までにない手技です。
CONTENTS
●はじめに 誰も言わなかった「靭帯」の重要性
●第1章 運動と正常な靭帯
もし、骨がなければ?
身体への負荷を支える「靭帯」
「靭帯」の少しの不調も大きなストレスになる
「靭帯」改善で、運動器系のトラブルに対処
身体という器を整える骨格調整
●第2章 筋肉・骨格と靭帯の関係
様々な形状の骨
それぞれの骨の役割を理解する
骨を動かす筋肉
筋肉の理解と身体の動き
関節の状態で動きが決まる
骨格調整に欠かせない「靭帯」の意識
関節の面と軸を意識する
「靭帯」の調整で瞬時に好転することも
●第3章 骨格の問題点の見つけ方
1.全身の状態を把握する
2.足首の「靭帯」を確認する
3.膝関節(しつかんせつ)の可動域を確認する
4.股関節の状態を下肢の操作で確認する
5.骨盤の状態を仙腸関節(せんちょうかんせつ)でチェックする
6.腰部に問題がないかを調べる
7.ゴルフ肘・テニス肘のチェック
8.肩関節のズレの確認
9.頸椎周りの「靭帯」・筋肉の状態をチェックする
●第4章 下肢を整える
身体を支える足関節・膝関節・股関節
1.足の衝撃緩和力をアップさせる《曲蹠(きょくせき)》
2.外反母趾を改善する《延節(えんせつ)》
3.体重を支える足関節を整える《月裾(げっきょ)》
4.脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)をスムーズに機能させる《波返(なみがえ)し》
5.膝蓋骨(しつがいこつ)の動きを正常にする《転皿(てんみょう)》
6.下肢と全身の動きの要、膝関節を整える《曲膝(まがりひざ)》
7.股関節の動きを正常にする《矢車(やぐるま)》
●第5章 骨盤を整える
身体の動きを決定する骨盤
1.骨盤の前方変位を正す《甕銜(みかぐつわ)》
2.骨盤の後方変位を正す《腰落(こしお)とし》
3.骨盤の上方変位を正す《腰下(こしくだし)》
4.骨盤の下方変位を正す《夢見鳥(ゆめみどり)》
5.恥骨結合の変位を正す《腰の転(こしのまろばし)》
●第6章 背部を整える
身体を支え、中枢神経を護る脊椎…
1.脊椎の歪みを整える《延柱(えんちゅう)》
2.椎骨のズレを戻す《舎交(しゃこう)》
3.肋骨を動かして胸郭を整える《胴骨開(どうぼねびら)き》
4.背部の強い張りを取り除く《空蝉(うつせみ)》
5.脊椎の可動域をアップする《捻柱(ひねりばしら)》
●第7章 首・肩を整える
身体の最重要部位、頭部を支える首
1.鎖骨を開く《打懸(うちかけ)》
2.肩甲骨の可動域を広げる《羽衣(はごろも)》
3.肩の動きを向上させる《風車(かざぐるま)》
4.頸椎を動かし、首・肩・頭部の不快感を取る《梵鐘(ぼんしょう)》
●第8章 上肢を整える
人としての器用な動き
1.肘関節の動きを正常にする《手肱(しゅこう)》
2.橈骨と尺骨にアプローチする《縒肱(さこう)》
3.手首の動きの質を高める《蓮華掌(れんげしょう)》
4.指の動きをスムーズにする《滑指(かっし)》
●おわりに 療術界は「技術力」で差が付く
◎巻末資料……全身の骨格筋/全身の骨格(前面・後面)
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