指導・監修:新垣清
収録時間:70分
古伝形の“本質”が凝縮された
近代形の“実戦性”を学べ!
沖縄空手の明快な分析と実践で注目を集める無想会・新垣清最高師範がピンアン初段/弐段の機能性を丁寧に指導。
初心者向けの体育的な動作と見なされやすいこの形に凝縮された古伝形の本質を沖縄空手の身体思想・操作に基づき簡潔に解説。
待望の「極める!」シリーズ第二弾!
ピンアン(平安)……空手形の一つ。首里手の大家・糸洲安恒翁によって創作された。学校体育に採用されたことで広まり、初段~五段までの五種類がある。
収録内容
■ピンアン初段
演武(単独演武/相対演武)
基本解説
○正中線の存在 ○礼と立ち方 ○重力落下で腕を上げる
動作解説
○左右左の様式 ○演武線の存在 ○機能と様式の違い
○頸椎を極める投げ ○猫足立ちの本来の意味
○演武線への回帰 ○重力落下の複合作用 ○後方への重力落下
■ピンアン弐段
演武(単独演武/相対演武)
沖縄空手の思想とは
(左右左の様式について/不意打ちへの対応)
動作解説
○クシと身体の割り方 ○足の入れ替え方
○相手を抵抗不能にする ○前後不対称ということ
○手刀本来の意味
指導・監修 ◎ 新垣 清(沖縄空手道無想会 会長/最高師範)
沖縄県出身、54年生。80年に米国で沖縄空手道無想会を創設。フルコンタクト方式を導入し団体として大きく成長するが、古伝形の卓越さに気付き、その習得に専心。現在は沖縄空手の身体思想・操作を広めるために世界各地でセミナーを開催。著書『沖縄武道空手の極意』シリーズ(福昌堂)、『沖縄空手道の真髄』(原書房)、DVD『極める!ナイファンチ』(BABジャパン)など。
指導協力 ◎ 大山祐哉 芹川修一