沖縄古伝 剛柔流拳法
ガマク・チンクチと歩法を学ぶ
指導・監修:佐藤哲治
収録時間:65分
型は本当に使えるのか?
ミットや組手稽古の方が有効なのではないか?
その答えがこのDVDにあります。
黒帯や指導者になっても、その意味や効果に疑問がもたれることがある「型」。
このDVDでは、空手発祥の地沖縄の古伝剛柔流拳法を通じて、型を通して何を学ぶのか、型に秘められた技を使えるようにするためにはどんな稽古をしたらいいのか、ということを多岐に渡り解説していきます。
例えば
フスガマク…臍下丹田(へそから下あたり)
チンクチ…全身の力の集約
これは型を使えるものにするための“沖縄空手の教え”の意味の一例です。
収録内容
■空手の身体操作
・型を学ぶ意義 ・ガマクとは ・チンクチとは ・空手の突き技
■三戦の誤解を解く
・三戦のポイント ・左右のガマク使いと捻り
・肘を落とす…三戦の中段受け ・自在に展開する…三戦の歩み方
■技を学ぶ…レベルに応じて変化する
・例1…突きの違い ・例2…立ち方の違い
○基本稽古の変化
【突きの変化】
・初級…握拳を脇まで引く ・上級…水月前の開手から突き
【受けの変化】
・上段受け…初級/上級 ・下段受け…初級/上級
・中段内受け…様々な応用例 ・一挙動の受け
・受け技の複合化(3種)
○型の変化(初級/上級…型の動きと分解)
【セーユンチンの変化】
【サイファーの変化】
■歩法…型を実用化させる要素
○後ろ足から動く歩法
【歩法A/B】(基本、相対稽古〈打撃、取手、受けの感覚〉)
(基本、打撃、取手、受けの感覚)
○剛柔流拳法…五つの歩法
【一の歩法~五の歩法】(足の動き、歩法の出自、稽古法)
■裏の分解(撃砕第一)…型の実用法
・演武 ・表の分解 ・裏の分解1~5
■カキエ…実用に向けた稽古法
○カキエの三段階稽古法
○カキエの裏分解稽古法(撃砕第二を例に)
○カキエの自由組手(片手/両手で技を掛け合う)
指導・監修 ◎ 佐藤哲治(さとう てつじ)
1971年生まれ。沖縄空手道拳法会静岡県支部・剛琉館館長。剛柔流拳法師範。本土の空手を学んだ後、沖縄古伝剛柔流空手拳法の久場良男師、新城孝弘師に師事。沖縄と地元の御殿場市を行き来しながら、自らの修練とともに、国内外を通じて指導にあたっている。
指導協力 ◎ 芦口健、梅川竜一