つながりの武道、合気道
著者:安藤毎夫
判型:A5判
頁数:268頁
師・塩田剛三の技は、「清々しい技」であった。
それこそが正に、「中心力」の力なのである。
人体の中心を縦に貫く一本の線…中心線。
その中心線を維持する力が「中心力」だ。
様々な武道のエッセンスである中心力を身につけることで我々は自然の感性をとりもどす。
養神館合気道龍・安藤毎夫による、二十一世紀のための武道随想録。
併録の「護身技→基本で学ぶ養神館合気道の精髄」では塩田剛三直伝の技の数々を写真つきで解説、伝授する。
CONTENTS
「中心力の時代」
推薦の言葉1 財団法人 合気道養神会々長 山田英雄
推薦の言葉2 合氣道本部道場師範 佐々木の将人
第1章 合気道 -本当の私に気付く-
第2章 軌跡 -養神館合気道の歴史-
第3章 自然体 -体の中から元気になる-
第4章 五感 -五感で考える-
第5章 禊 -自分を鍛える-
第6章 精髄 -合気道が教えてくれること-
第7章 龍 -合気道龍 誕生秘話-
第8章 克己 -壁を乗り越える-
第9章 人間 -生きている。いま、生きている-
第10章 武 -武道、護身術としての合気道-
第11章 覚醒 -自分を信じて-
「護身技→基本で学ぶ養神館合気道の精髄」
護身技と基本技
腰の回転
基本動作
構え
養神館合気道稽古団体情報
著者 ◎ 安藤毎夫(あんどう つねお)
昭和31年、愛媛県新居浜市生まれ。徳島大学在学中、合気会系の合気道部に所属、合気道の修行を始める。卒業後、商社勤務を経て、養神館に内弟子として入門。故塩田剛三館長と「名人、達人になること」を約束。修行20年目にして修練きわまり神秘体験を経験。これを機に合気の極意、「中心力」に開眼、合気が可能となる。平成8年度より独立。現在、養神館合気道龍を主宰。千葉県浦安市を中心に基本重視の稽古体系とわかりやすい指導には定評がある。門下生たちからの信頼も絶大で、海外から教えを請うために来日している外国人も多い。定期的な合気道のクラスの他に、小学校における指導や護身術コースなど地域主催の関連行事の講師など、幅広く普及活動を展開中。圧倒的な稽古量で、合気道における理論、理合の探求を続けている。