“引き寄せの力”が武技と人生を導く!
著者:安藤毎夫
判型:A5判
頁数:259頁
合気道は我々に
何を教えようとしているのか?
「合気道は日本を再生させ世界人類を平和に導く」(合気道開祖・植芝盛平)。
身体の軸を保つ“中心力”、中心力を変化の中で使う“呼吸力”を経て、相手を自在に操作する“誘導”の境地へ。
達人・塩田剛三の内弟子として薫陶を受けた著者、おおいに語る!
「なぜ合気なのか?」「合気は我々に何を教えようとしているのか?」
そして、開祖の「予言」の真意とは?
和合の術理に見る合気道の「解」が混迷の世を生き抜くカギとなる!
養神館合気道の「基本技」「基本動作」も写真解説!
CONTENTS
第1章 合気道の謎
予言/植芝開祖の真意
第2章 養神館
養神館と塩田剛三/基本技/内弟子制度/
海外出張/合気即生活/龍の体制
第3章 基本動作
出会い/逆境の中で/一人稽古/上達システム
第4章 武術的強さ
明と暗/浦安の地で/気を読む
第5章 発展
鉄砲の弾は当たらん/世界に伸びる/教育と健康
第6章 統一
産霊/大問題/和合と調和/原点に帰る
第7章 中心力
自分も知らない欠点/足と腰/脇の間隔/
構え/終末動作
第8章 呼吸力
龍の息吹/感謝/龍道場建設/臍下丹田/
手間暇かけて/私が分かっていないもの/無心
第9章 気の流れ
楷書・草書・行書/抑えの力
第10章 誘導
敵の不足を満たす/異なる次元
第11章 基本と気
基本を極める/利他の精神/
ミクロコスモスとマクロコスモス/更正
第12章 合気道の教え
引き寄せ/宇宙エネルギー/戦わずしてすでに勝つ
技術編
◎基本技
1.四方投げ 2.一ヶ条抑え 3.二ヶ条抑え
4.三ヶ条抑え 5.四ヶ条抑え 6.入り身投げ
7.肘締め 8.天地投げ 9.小手返し 10.呼吸法
◎基本動作
1.体の変更 2.臂力の養成 3.終末動作
―Column―
1.合気道の名言・格言1 「行住坐臥、一切の時勢、これ最善の道場」
2.上達のコツ1 「道衣にお金をかけろ」
3.合気の法則1 「笑いは妙薬なり」
4.合気道の名言・格言2 「対すれば相和す」
5.上達のコツ2 「紙に書け」
6.合気の法則2 「不平・不満を言わない」
7.合気道の名言・格言3 「正勝吾勝勝速日」
8.上達のコツ3 「期限を決めろ」
9.合気の法則3 「自分を育てるのは自分」
10.合気道の名言・格言4 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
11.上達のコツ4 「ライバルを持て」
12.合気の法則4 「龍が先か、雲が先か、いずれが先か?」
著者 ◎ 安藤毎夫(Tsuneo Ando)
1956年生まれ、愛媛県新居浜市出身。徳島大学在学中に、合気会系合気道部へ入部。卒業後、商社勤務を経て、合気道養神館へ内弟子として入門。故・塩田剛三館長の薫陶を受ける。修行20年目にして、神秘体験を経験。これを機に「中心力」に開眼、合気の極意に大いに近づく。1996年より独立し、千葉県浦安市に養神館合気道龍を主宰。2008年、塩田泰久宗家の館長就任に伴い、養神館本部道場主席師範の重責を担い、現在に至る。近年、開祖植芝盛平翁の呼吸力の解明に独自に取り組み、さらなる合気道の探究を続けている。
http://www.aikidoryu.or.jp/