日本伝大東流合気柔術
第3巻 合気之術編
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指導・出演:菅沢恒元
収録時間:50分
上級武士が修める
多敵に対する戦略論
合気の前段階として「気合」を練る表の技「柔術」、柔術の返し技(変化技)であり無数のバリエーションを持つ裏の技「合気柔術」、さらに前二者とは別に上級武士が修める戦略論としての「合気之術」。
これら日本伝三大技法を段階的に習得する過程で、柔術で造られた「気合」は日本武道の精華である「合気」へと自然な発展をみせる。
――これが日本伝大東流合気柔術の合気の階梯である。
本巻・合気之術編では、日本伝合気之術より入門編である合気呼吸体操と基本技七本を解説する。
さらに二宮・恒元伝におけるもう一つの合気の階梯「合気基本操法」より「ハチ之字之事」「不動之事」「掴手之事」を紹介。
収録内容
○合気呼吸体操および、その応用としての合気之術における基本技
◎右転身/入身投/一本取/小手返/回転投/
四方投/十字受(菅沢恒元師範による模範演武、
指導形式による解説、各技の応用技法を収録)
○合気基本操法「ハチ之字之事」「不動之事」「掴手之事」
指導・監修 ◎ 菅沢恒元
昭和26年(1951)生まれ、東京都出身。本名、菅沢茂。幼少より武道に親しみ、柔道、空手を学ぶ。大学時代に柔道部に所属し、柔道四段位修得。昭和56年に当時、大東流三大技法を提唱し、東京朝日カルチャーセンターで教授していた日本伝合気柔術の鶴山晃瑞師範に師事。たちまちその才を発揮して、翌年の演武大会で新人賞、さらに翌昭和58年には最優秀選手賞を受賞する。現在、教育関係の仕事に従事しつつ、西早稲田、東久留米などの各所で、自身でまとめあげた日本伝大東流合気柔術を教授する。