剣聖が究めた武術
参學圓之太刀(さんがくえんのたち)編
指導・監修:井澤秀雄
収録時間:66分
新陰流剣術 参學圓之太刀編 指導動画
日本を代表する剣術の極意とは――
最も自由で自然な技を学ぶ
新隂流(しんかげりゅう)とは、剣聖・上泉伊勢守が戦国末期に創始し、第二代・柳生石舟斎の子・宗矩が徳川将軍家師範となることで盛名を確固とした剣術。
日本を代表とする剣術のひとつとして映画、小説、テレビなどでたびたび扱われることでも有名な武術です。
この剣術の理想は「性自然(自然・自由で活発な働き)」の体現。
しかしながら、ここでいう自然とは「自分勝手な動き」とは違います。
本DVDではその性自然と「転(まろばし:反発のない心身と随敵)」を
・新隂流正統・尾州柳生家の伝承にある「太刀筋(斬るための筋と身体軸)」
・截相(きりあい)ための使太刀と打太刀の「身体軸の統合」
という術理を基に「参學圓之太刀(転の道の象徴である太刀〈形〉)」を中心に丁寧に解説。
一目見ただけでは読み取ることが難しい形が持つ剣の攻防の意味と動きが良く分かる内容となっています。
・日本を代表する剣術の動きが知りたい
・体と剣の合理的操作を探求したい
・武術における「自由で自然な技」とは何かを学びたい
という方に是非、お勧めしたい内容となっています。
CONTENTS
■始めに…新陰流の理想
・性自然とは
・轉(まろばし)とは
■無形之位…新陰流の根本
・姿勢
・執刀手
・太刀と身の置き方
■太刀筋…厳格な規約
・はじめに…太刀筋とは
・一)真っ直ぐの筋
・二)順の筋①…右肩内から
・二)順の筋②…左肩内から
・三)逆の筋①…左肩内から
・三)逆の筋②…右肩内から
・四)順の霞の筋
・五)逆の霞の筋
■参學圓之太刀…轉の道の象徴
○一刀両段
・使太刀の青岸の筋について
・打ち方について
・隅を掛けることについて
・軸の統合について
○斬釘截鐡
・参學圓之太刀
・軸の統合について
○半開半向
・三拍子(の外し)について
・クネリ打ちについて
・軸の統合について
○右旋左轉
・軸の統合…右旋
・軸の統合…左轉
○長短一味
・軸の統合について
■身懸五箇之大事…身体操作の要
・一)身ヲ一重ニ可成事
・二)敵ノ拳 吾肩ニ比ブベキ事
・三)身ヲ沈ニシテ 吾拳ヲ楯ニシテ下ザル事
・四)身ヲ懸カリ先ノ膝ニ身ヲ持タセ 跡ノ箙ヲ開ク事
・五)左ノ肱ヲ屈ザル事
指導・監修 ◎ 井澤秀雄(いざわ ひでお)
'61年生まれ。幼少時より各種武術を学ぶ。新隂流武學精錬会を主宰し、尾州系新隂流、制剛流、槍術、薙刀術、体術の指導・普及に尽力している。また、深層心理学の造詣も深く、斯学を武術に活用している。
指導協力 ◎ 近谷竜二、中西建夫
協力 ◎ 新隂流武學精錬会
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