最強のバランス力を生む、トライポッド・メソッド
著者:松井欧時朗
判型:四六判
頁数:212頁
地面とつながり、地球の力を流す!
“筋力を超えた”武術の力の出し方
サッカー、バスケなどの接触プレーでも当たり負けしない!
両足裏2点と手や腕などの身体を1点、計3点が外部と接触した状態で整った体勢を維持し続け、地球の重力を味方にする。中国武術・気功の基本にして極意「立禅」が生む合理的で不思議な力は、生来誰もが持っていた!
CONTENTS
●第1章 武術に伝わる不思議な力
筋力ではない力/禅僧との出会い/
ゴムまりの力の発見
●第2章 トライポッド・メソッドとは?
フォームと筋力以前に重要なこと/トライポッド・
メソッドの誕生/トライポッド・メソッドの3原則
●第3章 トライポッド・メソッドの習得法
トライポッド・メソッドの感覚を味わう/エクササイズ1
「正面押し」/エクササイズ2「拳合わせ押し」/
エクササイズ3「胸押し(正面、半身)」/エクサ
サイズ4「拳合わせ歩行」/エクササイズ5「前腕押し」/
エクササイズ6「天地採気」/エクササイズ7「立禅」/
オフィスチェアで検証する/「上段壁押し」
●第4章 「ゴムまりの力」を考察する
身体中が一つの筋肉であるかのように動く/
ハラから力を出す/ゴムまりの力は中心の力/
上から吊り下げる、軸の力/力感なく力が伝わる/
相手との接点以外が動く/動かざる力、動じない力/
誰もが生来持っている、当たり前の力/腕を脚のように、
脚を腕のように使う
●第5章 意識で引き出す身体の力
身体感覚と意識の相関関係/流派の「正しい型」に
固執しない/気のボール(気感)/主観と客観、
力の表裏/膨脹と収縮、拡散と集中/武術は
コミュニケーション/ホメオスタシスを高める武術/
三つのスワイショウ、軸はどこか/多くの人に頼る
●第6章 武術の組手で学ぶこと
楽しむ組手、遊ぶ組手/「速さ」ではなく「早さ」を
得る/攻撃も防御も区別はない/思わず当たる/
相打ちは、基本にして極意/中心を守り、攻める/
びっくりさせずに打つ
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著者 ◎ 松井 欧時朗(まつい おうじろう)
太氣至誠拳法武禅会代表。1972年生まれ。早稲田大学日本拳法部で副将を務め、学生選手権にて技能賞等受賞。卒業後、総合格闘技を経験し、太氣至誠拳法気功会・島田道男師範に入門。散打大会優勝など受賞歴多数。現在、札幌市を中心に太気拳の普及活動を行っている。また、武術専門誌『秘伝』にて非定期連載を持ち、様々な流派の武術指導者と交流がある。
◎太氣至誠拳法武禅会 www.bu-zen.jp