沖縄古伝 剛柔流拳法で解く!
これで本当に戦えるの?不合理に見える空手の基本技。その真の凄さとは!
著者:佐藤哲治
判型:四六判
頁数:236頁
本来は…上段正拳突きは存在しない?
蹴りは関節技として使う?
沖縄で発祥し、武術として伝承された空手。
しかし、本土に伝わる際に多くの技の意味が誤解され、本来の技が失われてしまった!
上級者でも空手の見方がガラリと変わる!!
オリンピック採用に沸く空手界、“目からウロコ”の真実!
CONTENTS
●序章 剛柔流拳法とは何か?
剛柔流拳法の系譜/剛柔流拳法の特徴
◉身体操作(チンクチ、ガマク)
◉技術の特徴1「裏分解と歩方」
◉技術の特徴2「取手、ツボ、捻り」
◉段階に応じた上達システム
●第1章 「突き」の不思議
正拳上段突きは存在しない?/特殊な手の握り
「コーサー」とは?
◉鶏口拳
◉中高拳
◉平拳
正拳中段突きは、指で突く!?/正拳下段突きは、
目の錯覚を誘う?/突きの軌道は中心の1点狙い?
左右の2点狙い?/なぜ、わざわざ脇まで引き手を
取るのか?/「突き技」と「打ち技」の違いって?
●第2章 「チンクチ」と「ガマク」をわかりやすく
チンクチ、ガマクって何?
◉チンクチは背中や脇の筋肉
◉ガマクは腰回り
◉チンクチとガマクの一体性
三戦で養うチンクチとガマク
◉双手中段受けから中段突き
◉回転して中段受け
◉双手開手中段受けから双手貫手
◉回し受けで後退
首里手と那覇手の腰使いは違う?/「ムチミ」や
「アティファ」って何?
◉ムチミは粘っこい、撓りある動き
◉アティファは浸透する威力
●第3章 「受け」の不思議
上段揚げ受けは使えない?/中段外受けは肝心な
動作が消えた!/下段受けは、引き手のほうで
受ける!/受け技は受けじゃない!中段内受けの例
◉受け技
◉外し技
◉取手技
◉関節技
◉投げ技
◉打撃技
◉打撃技+関節技
速く動くな!ゆっくり動け?
●第4章 「蹴り」の不思議
前蹴りは足首を伸ばさない?/体を上下させた
ほうが良い?/蹴り足は引かない?/蹴りは
関節技①外回し蹴りの例/蹴りは関節技②
下段足刀蹴り等の例
◉足刀蹴り
◉足刀の形
◉足底蹴り
◉踵蹴り
●第5章 「型」の不思議
型の稽古はなぜ大事なの?/三戦立ち・
前屈立ち・四股立ち・猫足立ちで戦える?
◉前屈立ち
◉四股立ち
◉猫足立ち
空手の型は絶対に変えてはいけないのか?/
目ヂカラを出してはいけない?
●第6章 型を実用化する、沖縄に伝わる鍛錬法
伝統的鍛錬によるチンクチ、ガマクの養成
◉チーシ
◉サーシ
◉カーミ
◉腕立て伏せ
◉カキエ
巻き藁突きでの拳作り、本当は初級者向け?/
どうして武器術が素手の空手に役立つの?
●第7章 技に活きる予備運動
予備運動はただの準備運動ではない/空手と受け身
◉後ろ受身
◉横受身
●第8章 世界が求める沖縄伝統空手
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著者 ◎ 佐藤哲治(Sato Tetsuji)
1971年生まれ。沖縄空手道拳法会静岡県支部・剛琉館館長。剛柔流拳法師範。本土の空手を学んだ後、沖縄古伝剛柔流空手拳法の久場良男師、新城孝弘師に師事。沖縄と地元の御殿場市を行き来しながら、自らの修練とともに、国内外を通じて指導にあたっている。