相手の力を技にする! 筋力を超えた武術革命
“合気投げ”全伝
著者:石橋義久
判型:A5判
頁数:264頁
掴んだ側が不利!
大東流がもたらした革命的技法の全貌!!
武田惣角〜武田時宗伝 “合気投げ”とは何か?
掴んできた相手のその手、力を利用する。ゆえに…“無敵”。
日本刀のように斬れる技!
“一瞬に決める”達人技ここにあり!
“合気投げ”は定型を持たず、“合気”を用いて投げれば、すなわちそれ。
つまり、ここにこそ“合気”の何たるかがあり、大東流の大核心がある。
“力や攻撃力ではないもので相手を制す”…この考え方は革命的だった!
時宗師より「百十八カ条」の教伝を受けた石橋師範が、「百十八カ条」の範疇を超える奇跡の技法群“合気投げ”の本質を明らかにする!
CONTENTS
第1章 合気投げとは
1 合気柔術と合気投げは2本の柱
2 合気投げの保存
3 合気投げとは
4 “掴ませる”という事の利
5 “やわら”の心 「相手の動きに合わせる」
6 相手に掴まれても投げる
7 両手首を掴まれたら絶好のチャンス
8 起死回生策”手を離す”
9 なぜ掴ませるのか?
10 合気投げの特長
第2章 合気投げ修得のための心得
1 相手を崩す
2 相手の腕を無力化する
3 相手の呼吸を読む
4 素早い体捌き、足捌き
5 合気投げ
6 鍛錬法
7 使用する技術
8 合気とは
9 気とは
10 合気投げを修得するにあたって
第3章 合気投げ技法編1 居捕・半座半立
第4章 合気投げ技法編2 立合
第5章 合気投げ技法編3 後捕
第6章 合気投げ技法編4 対打撃
第7章 合気投げ技法編5 特殊な合気投げ
第8章 武田時宗師 語録
石橋義久(いしばし よしひさ)
1964年に大東流合気武道総本部大東館入門。武田時宗宗家より大東流合気武道、小野派一刀流の指導を受ける。1969年に東京葛飾支部を設立し、初代支部長に。大東流の指導と普及をする一方で、小野派一刀流宗家・笹森順造師に師事し、免許を受ける。
著書:『武田惣角伝 大東流合気武道 百十八カ条』(BABジャパン)、DVD『極意!合気投げ』『一カ条を極める!』『「武術合気」の原理』(BABジャパン)