柔らかな芯のある〈跳ぶ〉カラダを手に入れる
著者:稲吉優流
判型:四六判
頁数:212頁
プロダンサーとして世界を舞台に30年活動。
5000人以上のダンサーを指導してきた著者が、
「ほんとに動くカラダになるメソッド」を全公開!
本当に動くカラダのためのストレッチは、カラダに動きを聴くことから始まります。
この本では、
・中心点
・表と裏のストレッチ
を意識して動くことで、自然にカラダのなかに生まれて、滑らで、いつでも跳べるチカラのもと柔らかな芯〈柔芯〉を感じる方法をご紹介しています。
ダンスやスポーツ、武道はもちろん、日常生活やカラダに効くウォーキング、ランニング法も紹介しています!
CONTENTS
はじめに 「ちょっと長めの“はじめに”」
中心ポイントの見つけ方
表のストレッチ、裏のストレッチ
“柔芯”が生む、遠心力と求心力
パート1 ストレッチの本当のところ
▼ もともとカラダの固い人はいない
▼ カラダの資質はみんな違う
▼ 基本は表・裏のストレッチと中心点!
▼ 動きの中心ポイントを見つけよう!
▼ 伸ばす“表のストレッチ”と縮める“裏のストレッチ”
▼ なにがカラダをロックするのか?
▼ 自然に生まれる軸、それが“柔芯”!
▼ 柔芯から生まれる“遠心力”と“求心力”
コラム01◎「断定は怖い!」
パート2 柔芯体メソッドの目指すカラダ
▼ カラダと心は関係している
▼ 理想のカラダってなんでしょう?
▼ 癒しですべてが解決する?
▼ 私のダンスの原点、ブルース・リー!
▼ N・Yで気づいた意識の「チカラ」
▼ カラダはいくつになっても進化する
コラム02◎「断定は怖い!」2
パート3 意識で変わるカラダとウゴキ
▼ カラダに「絶対」はない!
▼ インナーマッスルとアウターマッスル
▼ カラダをめぐるキーワード
▼ ココロを優先して無理なく動く
▼ カラダと意識、柔芯体メソッドからみた二人の達人
パート4 柔芯体メソッド“プレウォームアップ”編
▼ 柔芯体=良性脱力
▼ 良性脱力を得る“柔芯流プレウォームアップ”
▼ 前後に揺らす“骨盤シーソー”
▼ 骨盤コロコロ“骨盤ロール”
▼ “ゴリラ”でカラダのアライメントを調整!
▼ 自由に動く胴体を創ろう!
▼ 柔芯流フロントストレッチ
▼ 柔芯流サイドストレッチ
▼ 柔芯流ロール
▼ エアフラフープで骨盤を自由にあやつる
▼ カラダを繋げ、連動させよう!
縦のロールダウン・ロールアップ、スイングロール
ダウン・ロールアップ、足裏から上体、骨盤を繋げる
ドルフィン、大腿骨の付け根と足裏を意識した同回し、
ダイナミックスワイショウ
パート5 柔芯体メソッド“コア編
▼ 柔芯を感じて立つことから始めよう
▼ “表・裏のストレッチ”が創る“中心ポイント”
▼ 柔芯から自然に発する“遠心力と求心力”
▼ “プリエ”で上半身と下半身を繋げよう
▼ 大腿骨と足裏の繋がり 応用編1
▼ 大腿骨と足裏の繋がり 応用編2
▼ 大レベルアップ編 グランバットマン
▼ 立つことで分かること
コラム03◎「武道とダンス」
パート6 縦のL字で 上への脱力を身につけよう!
▼ 上への脱力を手に入れよう
▼ 上への脱力「バロンを効かせる」
▼ 引き上げ感覚が創る「大の字」ライン
▼ 重さを上体にキープする「Aの字」ライン
▼ 一気にカラダを引き上げる“コサック”
▼ “縦のL字”でカラダを引き上げよう!
シーソーシットアップ、シーソーシットアップ(片脚)、”
立膝ブリッジ、正座からの立ち上がり
コラム04◎「ナンバとダンス」
パート7 グランジュテ 上への脱力で歩き跳ぼう!柔芯流ウォーキング
▼ 「芯流ウォーキング&ランニング」
▼ 虚体重で動こう!
▼ リズムと歩き
▼ 上方向への推進力を感じて歩くL字ウォーキング
▼ 3拍子の縦横ステップで虚体重を実感する
▼ 柔芯体で「歩く!」
▼ 柔芯体で走ってみよう!
▼ “おジャンプ!”跳びの原理
▼ 柔腕を使った2種類のジャンプ1 “ロックモーション”
▼ 柔腕を使った2種類のジャンプ2 “フローモーション”
コラム05◎「地域・民族性とリズムの関係」
パート8 朝昼晩 生活のなかで使う柔芯体メソッド
▼ シチュエーション別コンディショニング
▼ 柔芯体メソッド朝の三品
(骨盤ハーフブリッジ、BOXでの体幹動作、
屈伸からの上体回し)
▼ お昼、オフィスで使える二品
(椅子に座ったままでのアイソレーション、
座ってできる下半身のストレッチ)
▼ よく眠れるために、夜寝る前の二品
(顔面ストレッチ、腰椎のストレッチ)
コラム06◎「ダンスと教育」
稲吉優流(Masaru Inayoshi)
10代の頃よりダンスを開始、N.Yでの修業後プロダンサーとして活躍。小柄な身体を逆に生かすための様々な試行錯誤を繰り返す。その後もダンサーとして活躍するとともに数多くの生徒を指導するうちに、カラダを自由で魅力的に使うためには意識が重要であることに気づき、それまで機械的に行っていたストレッチを徹底的に見直し、その結果ダンサーはもちろん一般の人にも使える身体調整法「柔芯体メソッド」を開発、自ら主宰するダンスカンパニー・RAKUDOを率いて世界で活躍するとともに、「柔芯体メソッド」の普及に力を注ぐ。
また今年6月にイタリアで行われた「ダンスグランプリイタリア2012」ではジャズダンス部門、モダンダンス部門で二冠を達成している。