戦う刀匠
編集:松葉國正
判型:四六判
頁数:192頁
合気も、刀が導く
隠された秘訣は刀にあり!!
刀匠、剣術家、合気道家、3つの顔で武の真髄を見つめ続けてきた著者が説く、あらゆる技を実効化させる、極限的なコツと体の遣い方!
・ロスのない最大限の発力
・ムラなくスムースな“連続性”
・対位的陰陽動作の合理的移行
刀術が求めるこれらの原則を身につければ、あらゆる技は“本当にかかる”ものになります。
CONTENTS
●序章 刀の理と合気
1 “一人稽古”の大切さ
2 “渾身”の振りができるか?
3 陰あれば陽あり 陽あれば陰あり
4 “刀”とともに生きてきて
5 日本刀と合気道
●第1章 気の通る身体を創る
1 原点は万生館合気道
2 気を実感する
3 子供のころから運動音痴しかし武道好き
4 日本刀の心
5 刀鍛冶武道家として
6 まずは陰陽転回で練気する
●第2章 “陰陽自在”から合気道技へ
◉大周天合気杖術 陰陽転回
◉直心合気剣 陰陽転換
◉合気道実技
◉小太刀の型(体動の再確認)
●第3章 私の武道遍歴 達人との出会い
1 武道の初めは竹刀剣道
2 居合道に出会い、日本刀に初めて触れる
3 空手、琉球古武道
4 抜刀術、中国拳法、合気道
5 直心影流 秋吉博光宗家
6 新体道、創武天真流 創始者 青木宏之先生
7 矢山式気功 ドクターヤヤマこと矢山利彦医師
8 日本刀を持って、大和魂を取り戻そう!
松葉國正(まつば くにまさ)
1959年生まれ。11歳から剣道を始め、以後、居合、空手道などを学ぶ。作刀を依頼した事がきっかけで、1983年、刀匠小林康宏師に入門。その後岡山の兄弟子であった安藤広清師の下で学び、1989年2月、刀匠資格取得。生まれ育った宮崎県日向市の自宅に鍛刀所を構える。
日本美術刀剣保存協会会長賞、薫山賞、寒山賞他、四年連続で特賞第一席獲得等、受賞多数。2014年無鑑査認定。一方で、万生館合気道の砂泊諴秀館長に師事し、20年以上にわたり学ぶ。
剣の術理を活かした武道家としても名高く、国内だけにとどまらず欧米を中心に、合気道や剣術の演武、講演、セミナーなどを精力的に行なっている。
著書:『日本刀が斬れる理由、美しい理由』(BABジャパン)
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