第6巻 四心多久間流柔術<「腰之剣」之極意>
指導・出演:黒田鉄山
収録時間:46分
動きが消える。途中が消える。
「見える動き」を見る
本来あるべき姿としての稽古、その積み重ねが多ければ多いほど、信じがたいような技も可能となる。
大きく使い、大きく動くことによって、最短、最速、最大、最小という相反する条件すべてを一度に満たす「型」の深奥がここにある。
至高の術理を備えた古伝武術の型。
決して居付かない自由かつ神速な技。
その究極の術技を身に着けたとき、一人の武芸者の身体は、ただそこに立っているだけで、まるで国宝弥勒菩薩像の魅惑的姿にさえ写る。
まさに芸術的調和を持つ「術」を求めぬいて得た身体であり、いわば「超自然体」ともいえる姿である。
収録内容
四心多久間流柔術「腰之剣」之極意編
前回の復習と補足注意 「受身」「月元之巻」
「腰之剣」「浮身」と「無足の法」
実技指導、練習、注意
指導・出演 ◎ 黒田鉄山
1950年埼玉県生まれ。祖父泰治鉄心斎につき家伝の武術を学ぶ。民弥流居合術、駒川改心流剣術、四心多久間流柔術、椿小天狗流棒術、誠玉小栗流殺活術の五流の宗家。現在も振武館道場において、弟子ともに武道本来の動きを追求し続けている。なお、鉄山は本名である。現代(競技)武道界に飽き足らない多くの武道ファンにとってスター的な存在である。