武道家 茂呂隆に聞く
武道を日常に活かしより良く生きるためのヒント
著者:茂呂隆
判型:A5判
頁数:234頁
「倒すというのは助け起こす事と一緒です。
本当に相手を感じられなければできません。」
止まらない自殺、押しかかるストレス、暗雲たちこめる現代において、大切なのは護“身”ではなくむしろ護“心”なのでは──。
武道特有の身体メソッドがそのまま心を護る。
上手に、楽に生きるためのヒントは武道の中にあった。
武道家・茂呂隆の言葉があなたを救う。
多くの人々の“心”を救ってきた、「月刊秘伝」あの伝説の人気連載が単行本に!
収録内容
第1章 トラブルに直面した時に
1 身体修練が“心”を変える!
2 “思い”を捨てられるか?
3 “辛さ”との付き合い方
4 何とかなる!
第2章 身体の正しい使い方
1 “抗力”は仕事にあらず!
2 “相手を感じられる”強さ
3 アウトプット回路の養成
4 合理的に“歩く”
第3章 上達・成長していくために
1 “経験”せねばできぬ事
2 今の“一瞬”を大切にする
3 情報を感受せよ!
第4章 社会生活への対応
1 視点の置きどころ
2 “恥”と自己内革命
3 “捨て駒”思想からの脱却
4 自分を客観視する
5 “他人を動かす”という事
6 “敵”は本当に“敵”なのか?
7 善悪の分かれ目
著者 ◎ 茂呂 隆(もろ たかし)
1962年東京都生まれ。練気柔真法 島田明徳師に師事。太極拳をベースとした身体総合開発法である練気柔真法のうちの武術部門である“武颯拳(むそうけん)”の道場、武颯塾(むそうじゅく)を開設(1996年)。2005年単身カンボジアに渡り道場を設立、無償での指導を開始。現在100人近い修練生を擁している。