天皇の護衛を務めた米国人の貴重映像から見る戦後柔道史
解説:ハル・シャープ
収録時間:105分
天皇の護衛を務めた米国人の
貴重映像から見る戦後柔道史
昭和20~30年代、GHQの一員として来日し、講道館で柔道を学び、公務により昭和天皇の護衛も務めたアメリカ人、ハル・シャープ氏が残した貴重な映像・写真記録を日本初公開。
三船久蔵、飯塚国三郎、小谷澄之、醍醐敏郎、富木謙二をはじめとする、今や伝説とも言える「嘉納治五郎の直弟子達」の演武、稽古・指導の様子などに、シャープ氏の解説を加えて達人たちが蘇る。
全ての武道愛好家必見の歴史的映像集。
収録内容
■1950年代の日本柔道
■柔道の聖地・講道館
■講道館柔道協会
■型演武(固めの型、投げ型、五の型、古式の型、護身術、柔の型)
■乱取り
■紹介されている師範(抜粋・段位は当時)
佐村嘉一郎(十段)三船九蔵(十段)
飯塚国三郎(十段)永岡秀一(十段)
小谷澄之(十段)川上忠(八段)
小田常胤(九段)高木喜代一(八段)
高垣信造(八段)工藤一三(八段)
子安正男(八段)大滝忠夫(七段)
富木謙治(七段)石川隆彦(七段)
醍醐敏郎(七段)吉松義彦(七段)
松本安市(七段)大沢慶巳(七段)
夏井昇吉(六段)三浦六郎(六段)
朝飛速夫(六段)池田忠雄(六段)
乗富政子(五段)福田敬子(五段)
解説 ◎ ハル・シャープ
1927年生まれ。アメリカ、オハイオ州出身。 GHQの一員として戦後来日中に、柔道並びに日本の武道に魅せられ、講道館の門を叩く。滞在中、公務により昭和天皇の護衛も務める。柔道八段。大学卒業後も会計検査官として度々来日。数々の武道大会を映像記録するなど、日本武道の記録収集家としても名高く、海外雑誌などでも取り上げられている。