攻防理合の極み「形」を達人に学ぶ
指導・監修:ハル・シャープ
収録時間:71分
講道館シリーズ第2弾!!
伝説の達人達による 「形」貴重映像
三船久蔵(十段)、曽根康治(八段)、浅見三平(七段)、
川上忠(八段)、福田敬子(十段)、乗富政子(七段)、
イブ・クライン(四段)、佐村嘉一郎(十段)、
永岡秀一(十段)、富木謙治(八段)、大滝忠夫(九段)、他
※段位は当時含む
柔道における形は、技を掛ける「取(とり)」と技を受ける「受(うけ)」にわかれ、理合いに従って、決められた手順で技を掛け、受け止め、反撃し、それを反復することによってその理合と技を習得する稽古体系である。
形と乱取の関係は、柔道創始者・嘉納治五郎によると「作文と文法の関係」と説明され、そのいずれが欠けても不十分とされる。
昨今、最注目される柔道の形を、嘉納が描いた草創期柔道の秘伝の形、さらにはその源流となった柔術の形を、ここに掘り起こす。
収録内容
■形の歴史
■取と受について
■柔道形以前の古武道
■柔道形概要
■投の形
■固の形
■柔の形
■五の形
■古式の形
体・夢中・力避・水車・水流・曳落・虚倒・打砕・谷落・
車倒・しころ取・しころ返・夕立・滝落・身砕・車返・水入・
柳雪・坂落・雪折・岩波
■護身術への進化
■極の形
■富木の合気道
■逮捕術
HAL SHARP(ハル・シャープ)
1927年生まれ。アメリカ、オハイオ州出身。 GHQの一員として戦後来日中に、柔道並びに日本武道に魅せられ、講道館の門を叩く。滞在中公務により昭和天皇の護衛も務める。柔道八段。大学卒業後も会計検査官として度々来日。数々の武道大会を映像記録するなど、日本武道の記録収集家としても名高く、海外雑誌などでも取り上げられている。