第3巻 力を出すということ
身体の連動が武術力の源泉である
指導・出演:日野晃
収録時間:90分
日本武術の常識が変わった
口伝から影伝へ
日本武術にもあった「発勁=浸徹力」とは
体の連動と関節の緩みが生み出すパワー、それが浸徹力である。
これまでは中国武術の専売特許であった発勁を、日野武道研究所では「浸徹力=真の力を出すこと」として分析、指導マニュアルを確立することができた。
その実際を講義・伝授する。
収録内容
第1章 力を出す=(発勁」とは
第2章 意識が力を止める
第3章 練習1 纒絲勁と関節の緩み
第4章 練習2 膝の使い方
第5章 練習3 距離のない突き
第6章 練習4 応用~肘の使い方
日野 晃 プロフィール
中学時代は器械体操で東京五輪の強化選手に選ばれる。ジャズ・ドラマーとして、集合即興演奏を追求。舞踏始め他ジャンルと積極的にコラボ。同時に武道の世界も追究し32歳の時、武道に本格的に取り組むための実験道場を大阪に開設。さらに深く追求するため和歌山県熊野に移り道場を自力で建設。独自の武術研究から導き出された「人」のメカニズムから、身体論を展開。年齢と共に鋭くなる真の強さを指導している。コンテンポラリー・ダンス界の巨匠、ウィリアム・フォーサイス氏に招かれてのワークショップが恒例化する等、師の元を訪れる人の分野は非常に広範にわたっている。